中古物件の魅力と落とし穴:購入前に知っておくべきこと

先日は、とある不動産の方々と久しぶりのゴルフに行ってきましたが、業界の情報を共有する良い機会になりました。しかし、不動産業界の人はゴルフが好きですね。僕は気づけば1年半ぶりのラウンドでしたが、翌日の力が入らない感じに歳を重ねていることを実感する日々です。

 

体も歳をとるとボロが出てきますが、建物も同じですね。最近は新築も資材の高騰によって建てられなくなってきたと不動産関係者でも話ていました。だからこそ中古住宅も注目されているわけですが、やはり多くの方が気にするのが、その建物の劣化具合でしょう。

 

実は2018年に宅地建物取引情報が改正されまして、建物状況調査(インスペクション)の説明を行うことと、希望に応じた斡旋が義務化されました。さらに契約不適合責任の改正に伴って売主側の責任が重くなりインスペクションの重要性は高まったといえます。

 

このような背景からもインスペクションについては売主を守る意味が含まれますが、一方で買主にとっても安心につながるため、双方にとっても良いものと言えます。また、リノベーションの内容や費用に対しても事前調査を行うことで、より正確な計画に活かす事もできます。

 

そんなインスペクションですが、大きく2種類に分けられることを、ぜひ知っておいてください。ひとつめは宅地建物取引業法で定められた基準として、既存住宅インスペクション・ガイドラインに則って行われるものです。もうひとつは瑕疵保険を付保するために瑕疵保険会社の検査項目を含めて行う調査です。

 

一口にインスペクションといってもこのように分かれているだけでなく、建物調査は非常に複雑でさまざまな調査方法が存在します。購入にあたっては、どこまで調査しておくべきか、またどの程度の時間を要するものかなど、事前に検討して進めるようにしてもらいたいと思います。

 

わたしのゴルフの話題から、まさかのインスペクションの話になりましたが、わたしの体のインスペクションである、健康診断の結果もそろそろ届きそうな頃合い。いろいろ気になることがたくさんで大変です。とはいえ、このような素晴らしいお仕事をさせていただけていることに感謝しながら、今日も美味しく晩酌をして明日もご機嫌にお仕事できればと思います。

 

リノベーションのみのご相談も受けておりますので、ぜひお気軽にこちらのフォームよりお問い合わせください。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。少し寒くなって来ましたので、物件探しや現場打ち合わせなどは、暖かい服装で、お体に気を付けながら理想のマイホーム探しを行なってください。

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