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RENOVATION BLOG リノベーションブログ
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【京都で住宅リノベ】犬と暮らす家づくり。リノベーションで叶える安心と快適のアイデア
ドッグカフェやドッグサロンの工事経験を住まいに活かす。「愛犬と、もっと快適に暮らしたい」そう思ったことはありませんか?私たちが手がけてきた住まいや店舗には、ペットとの暮らしを考えたリノベーションの工夫がたくさん詰まっています。今回は、ドッグサロンの施工経験をもとに、犬と暮らす住まいづくりのヒントをご紹介します。“お店”で培った視点は、実は“家”にも活きるんです。1.腰高の間仕切りで、安心感と視線をコントロールワンちゃんが自由に過ごせる室内空間でも、来客や他の家族との動線が気になることはありませんか?そんな時におすすめなのが、腰高の間仕切り壁です。背の低いパーテーションだと倒れる心配がありますが、造作でしっかり固定した壁なら安心。しかも目線は抜けているので、圧迫感がなく、空間の広がりも保てます。急な来客時にも、玄関先で飛びついたり脱走したりするのを防ぐ役割も。木のやさしい色味で仕上げると、インテリアとの調和もばっちりです。2.滑りにくい床材と、ペット用ワックスで安全性UPフローリングでよくあるのが、「うちの子が滑ってしまう」というお悩み。人間にとっては問題ない床材でも、犬の足には滑りやすく、関節に負担がかかることも。私たちは、ペット対応の滑り止めワックスや、クッション性のある床材を提案しています。サロンで使用したこのワックスは、犬用に特化しており、見た目の美しさも損なわないのが特長です。「ペット対応の床材」と聞くと商業施設向けのイメージかもしれませんが、実は住まいでも自然に取り入れられるデザインのものがたくさんあるんです。3.“家の中に窓”で、つながりを感じられる間取りに最近増えているのが、部屋と部屋を緩やかにつなぐ“室内窓”のアイデア。たとえば、ワンちゃんの過ごすスペースとリビングの間に窓をつけると、お互いの気配を感じながら過ごすことができます。吠えやすい子も、飼い主の姿が見えるだけで安心することが多く、「閉じるけど、つながっている」そんな空間があると、家族みんなが心地よく過ごせます。リビングの壁に設けた透明窓や格子窓は、採光やデザインのアクセントにもなるため、“見せる間取り”としてもおすすめです。4.配色や素材で「やさしさ」を演出ペットと暮らす空間には、やさしい色合いや温かみのある素材がよく合います。ある施工事例では、木目の落ち着いた床に淡いブルーの壁、差し色としてビビッドなイエローを取り入れることで、“遊び心と落ち着き”のある住空間に仕上げました。ペットが安心して過ごせる環境は、人にとっても穏やかに感じられるもの。リノベーションなら、こうした色使いや素材感にもこだわって空間を整えることができます。5.趣味のスペースとペットの時間を両立たとえば、ハンモックを吊るせる梁を設けて、「揺られながらワンちゃんとくつろげる空間」に。そんなちょっと贅沢な“趣味×暮らし”の融合も、リノベなら可能です。愛犬が足元に寝そべり、目を合わせてくれる。そんな瞬間を大切にできる空間は、“自分たちらしい暮らし”そのものです。ペットと一緒に“心地よく暮らす家”をつくるなら私たちはこれまで、ドッグカフェやドッグサロンなど、ペットと人が心地よく過ごす空間を多く手がけてきました。そこで得た知見や工夫は、住宅リノベーションにもそのまま活かすことができます。 滑りにくい床 飛び出し防止の間仕切り おしゃれな空間にする工夫 清掃性と安全性のバランス“ワンちゃんのための住まい”というと特別に感じるかもしれませんが、実は「家族に合わせた設計」という意味では、他のどんな住まいづくりとも共通しています。「犬と暮らすリノベ」にご興味のある方は、ぜひお気軽にリノファクまでご相談ください。ご相談やお見積もりは無料です。暮らしに合った住まいを一緒に考えてみませんか?
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【京都で住宅リノベをお考えの方へ】リノベ費用、住宅ローンにまとめられるって知ってますか?
中古住宅を買う前にリノベの融資について知っておいてください。「中古住宅を買って、あとからリノベーションしようと思っています」そんなご相談をいただくことが増えてきました。住みたいエリアに新築が少ない今、中古+リノベという選択肢はとても現実的で、魅力的です。でも実は、リノベーションの“資金計画”に落とし穴があることをご存じでしょうか?多くの方が「買ってからリノベする」と考えている「まずは中古住宅を住宅ローンで買って、そこからじっくりプランを考えて、リフォームローンで工事費用を借りる」——そんなふうに思っている方が多いかもしれません。たしかに、以前まではこの流れが主流でした。けれども実は、リフォームローンの金利は住宅ローンよりも高くなるのが一般的です。数百万円〜1000万円規模のリノベ費用を、住宅ローンと別枠で組むと、金利負担の差で総額に大きな違いが出てしまう可能性があります。今は、住宅ローンにリノベ費用を組み込める時代ありがたいことに、最近では多くの金融機関で「住宅ローンにリノベ費用も含められる」ようになっています。この方法を使えば、住宅購入とリノベーションをまとめて一つの低金利ローンで借りられるため、資金面でも計画が立てやすくなります。実際、私たちがご案内しているお客様の中でも、この仕組みを使って 中古住宅の購入費 リノベーション費用 諸費用(仲介手数料など)まで一括で住宅ローンに組み込んでいる方が増えてきました。でも実は、これが「できない」ケースもある「そんな方法があるなら、みんなそうしてるのでは?」と思われるかもしれません。でも現実には、この方法が「うまく使われていない」理由がいくつかあるのです。一番大きな理由は、不動産会社と設計・施工会社がバラバラだから住宅ローンにリノベ費用を含めるには、ローンの申込時点でリノベの設計プランと見積書が必要になります。でも通常は、中古物件を紹介するのが不動産会社、リノベを提案するのが工務店や設計事務所。それぞれ別の会社なので、スムーズに連携できないことが多いのです。不動産会社としては、早く契約を進めたい気持ちもありますし、設計の詳細が決まる前に契約が先行してしまうことも。結果として、リノベ費用が後出しになり、別のリフォームローンを組まざるを得なくなる——これが、住宅ローンへの組み込みが難しいとされてきた背景です。リノファクなら、物件探しもリノベも、まとめてサポート私たちリノファクでは、この問題を根本から解決するために、不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供しています。 物件探しと同時に、リノベの可否や費用感を確認 気になる物件が出たらすぐ現地調査へ 間取り変更や水回り移動のプランも設計士がその場で判断 住宅ローン申込に必要な「設計+見積書」をセットで準備これにより、「この家で、どれくらいの予算で、どんな暮らしができるのか」が最初から具体的に見える状態で進めることができます。知っているか知らないかで、損をすることも「そんなこと、もっと早く知っていれば……」そうおっしゃる方も少なくありません。たとえば、リフォームローンと住宅ローンの金利差が年1%だったとしても、500万円を15年借りれば、支払う利息の差は約40万円以上になることもあります。知らなかったことで数十万円の差が出てしまうのは、非常にもったいないですよね。リノベを前提に家を買うなら、“順番”が大事ですだからこそ、私たちが一番お伝えしたいのは、「家を買う前に、リノベのことも一緒に考えてほしい」ということ。「家が決まってから相談に来ました」では、選択肢が狭くなってしまうことがあります。リノベありきで家を探すなら、購入と設計を同時に進められる体制が何より大切です。リノファクでは、物件探しから住宅ローン、リノベ設計・施工まで一貫してご相談いただけます。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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【京都で住宅リノベ】“つくる過程”も楽しむ、オーダーメイドな住まいづくり
丁寧に伝えて作ってもらうオーダーメイドなリノベーション。「せっかくリノベーションするなら、自分たちの暮らしにぴったりな家をつくりたい」そんな想いから住宅リノベーションを検討される方が増えています。でも実は、“こだわりの住まい”を実現するには、設計図面だけではなく、現場での丁寧なやりとりがとても大切なのです。今回は、私たちリノファクが日々行っている“オーダーメイドの住まいづくり”について、少しだけ裏側をご紹介します。リノベーション=フルオーダー、だと思っていい既製品を並べてつくる新築とは違い、リノベーションは既存の空間に合わせて一つひとつ調整していく、ほぼフルオーダーの工事です。建具や照明など既成のパーツを使うこともありますが、 どこに設置するか どの高さにするか どんな素材と組み合わせるかといった部分はすべて“現場で決める要素”が多く、結果として世界に一つの空間になります。完成済みのリノベ物件もわかりやすくて便利ですが、自分たちの暮らしに合わせてゼロからつくる空間は、やっぱり思い入れの深さが違います。決め事リストで、一つずつ形にしていくリノファクでは、お客様との打ち合わせの中で「決め事リスト」を使っています。これは、住まいづくりの中で決めなければならない項目をすべてリストアップし、優先順位とスケジュールを整理したものです。 キッチンの高さ コンセントの位置と数 壁や床の素材 照明の種類と取り付け位置ひとつひとつをデザイナーと一緒に考えながら、期限を決めて段階的に決定していきます。「何から決めればいいかわからない」という方でも、安心して順を追って形にしていける仕組みです。職人さんと“空間の完成形”を共有する図面を見ただけでは、空間のイメージを完全に共有するのは難しいもの。だからこそ、私たちは職人さんと丁寧に情報を共有することを大切にしています。たとえば、照明の高さひとつでも、「立って見た時と座って見た時で印象が変わる」「ダウンライトと間接照明の光の重なりを見ながら微調整する」といったように、細かなこだわりを言葉と身振りで伝えながら調整しています。この積み重ねが、“図面以上の空間”を生み出すカギになります。素材サンプルを手に取り、悩んで、決めていくリノベでは、素材選びも大切なプロセスです。床材の肌触り、壁の色味、塗装の質感……図面上ではわからない情報を、実物のサンプルを並べながら、ひとつずつ確認していきます。特に、光の当たり方や見る角度によって印象が変わる素材は、現地での確認や照明シミュレーションを重視します。たくさん悩んで決めた素材ほど、完成後に愛着がわいてくるものです。ちょっとした工夫にも、物語を込めるときには表札のサイズや位置まで一緒に考えることもあります。「見えすぎず、隠れすぎず、さりげなく」そんな調整を職人さんと交えながら進めていくのも、リノベならではの楽しさです。このような細やかな工夫の積み重ねが、“ただの住まい”ではなく、“物語のある空間”を生み出します。完成品では得られない、記憶に残る住まい既製品を並べるだけの空間づくりも、もちろん便利です。でも、自分たちの手でつくり上げた空間は、過程そのものが思い出になり、暮らしに深く根を張っていきます。多少時間も手間もかかりますが、それを乗り越えた先にあるのは、「この空間にしてよかった」と思える、確かな実感です。リノファクでは、お客様に寄り添った“対話しながらつくる”リノベーションを行っています。まずはご相談フォームから、お気軽にご連絡ください。
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【京都で住宅リノベをお考えの方へ】お店感を住まいに。住宅リノベでできる3つの工夫
住宅リノベで叶える、お店みたいな空間のつくり方「カフェみたいなリビングにしたい」「こだわりの照明や棚で、空間にメリハリをつけたい」そんな憧れをお持ちの方へ。私たちが日々店舗デザインで実践しているアイデアの中には、住まいづくりにも活かせるヒントがたくさんあります。今回は、実際の設計・施工の中で「これ、自分の家にも取り入れたい!」と感じた住宅向けリノベーションアイデアを3つご紹介します。1.“小さな厨房”で、趣味を暮らしの真ん中に料理やお菓子づくりが趣味の方には、自宅に小さな厨房スペースを設けるというアイデアはいかがでしょうか。大きなキッチンではなくても、手を動かすのが楽しくなるような、作業効率のいい空間はつくれます。将来的に販売を視野に入れている方なら、飲食店営業や菓子製造業などの営業許可を取ることも可能です。 週末だけ、お菓子の販売をしてみたい フリーマーケットや手作り市で販売したい 家族や友人にふるまう専用キッチンがほしいそんな方にとって、リノベーションで“もう一つの台所”をつくるのは、新しい暮らしの一歩になるかもしれません。最近では、UberEatsなどの配達サービスと組み合わせた副業スタイルも増えてきており、「自宅に小さな厨房を」というご相談も実際にいただいています。2.“間接照明”で空間に奥行きを間接照明といえば住宅でも人気のアイテムですが、照明計画にプロの視点を取り入れると、その空間の魅力はさらに高まります。店舗づくりでは、空間の演出において照明の役割は非常に大きく、光の位置、色温度、明るさのバランスなどを照明デザイナーと一緒に計画しています。例えば、以下のようなアイデアが住まいにも応用できます。 ソファ下にLEDバーライトを仕込む 壁際に間接照明を入れて、美しい陰影を演出 階段の蹴込みに小さな照明を入れることで、安全性と雰囲気を両立「家が完成したあと、照明が灯る瞬間はいつも感動する」とよく言われますが、それはきっと、空間が“完成する”という実感があるからこそ。日常を少しだけ特別にする、そんな照明計画を取り入れてみてはいかがでしょうか。3.“趣味に没頭できる空間”もリノベなら叶う3つ目は少し夢のある話ですが、ワインセラー付きの部屋をつくった施工例をご紹介します。これはワイン好きなご家族のご希望で、専用ルーム+エアコン温度管理という設計で仕上げました。結露対策などの課題もありますが、それを理解したうえでつくる空間には、趣味へのこだわりと満足感が詰まっています。もちろん、ワインでなくても構いません。ボルダリングの壁をつくりたい楽器練習用の防音室がほしい書斎ではなく“秘密基地”のような空間にしたいそんな自由な発想も、リノベーションなら叶えられる可能性があります。「こんなことできるかな?」という声こそ、私たちが最もワクワクするご相談です。住まいにも“お店のようなわがまま”を私たちはこれまで、カフェやバー、パン屋さん、美容室など、数多くの“お店づくり”に携わってきました。その中で培ってきたのは、「空間が人を動かす」という実感です。だからこそ、住宅リノベーションでも、暮らす人のライフスタイルや性格が反映された空間をつくりたいと考えています。“ただ住むための箱”ではなく、“好きなものに囲まれて、自分らしく暮らせる家”。そんな家を、一緒につくってみませんか?興味のある方はこちらからお気軽にご相談ください。購入前・居住中問わず、リノベーションのご相談を承っています。
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【京都で住まいのリノベをお考えの方へ】町家改装で見えた“暮らしの為のリノベーション”
中京区ワインバーの工事現場より。「このままでも雰囲気がある」「でも、自分たちらしい暮らしにしたい」そんな声を多くいただくのが、京都の町家や中古住宅に関するご相談です。今回は、もともと“ワインバーとしてのリノベーション”を進めていた町家改装のプロセスを、住宅リノベーションの視点からご紹介します。これから中古住宅の購入やリノベを検討されている方の参考になれば嬉しいです。1.まずは「壊す」ところから始まるリノベーションのスタートは、不要な壁や床、建具などを解体するところから。今回は町家だったこともあり、床下や壁の構造を確認しながら、手作業で丁寧に解体作業を進めていきました。音が大きく出る作業もあるため、近隣への配慮も欠かせません。住宅リノベでも、マンションや長屋など近接住戸がある場合は、ご近所との関係を大切にすることが大前提となります。2.暮らしにフィットする“高さ”と“寸法”大工工事が始まると、いよいよ空間の形が見えてきます。リノベーションの魅力は、新築のように一律の寸法にとらわれることなく、自分たちの体格や暮らしに合わせて、寸法を柔軟に調整できる点です。今回の町家改装では、「カウンターの高さをあと2cm高く」といった細かい調整も現場で行いました。住宅でも、キッチンの作業台の高さ、洗面のボウル位置、デスクや棚の奥行きなど、日常の使いやすさを左右する寸法を妥協せずに決めることができます。3.コンセントの位置、意外と大事ですリノベでは「ここにコンセントがあればよかった!」という声が多いもの。私たちは、お客様とのヒアリングのなかで、家具配置や家電の使用場所まで想定し、配線計画を丁寧に設計しています。既存住宅では、延長コードやタップでしのぐこともありますが、せっかくのリノベーションなら最初から“暮らしに合った場所”に設けたいですよね。4.素材選びとイメージパースで広がる住まいの楽しさ床材、壁紙、塗装の色、照明の質感……。リノベでは多くの素材から、暮らしに合う“心地よさ”を選ぶ楽しさがあります。でも、実物のサンプルだけではなかなか空間全体のイメージが掴めません。そこでリノファクでは、3Dパース(イメージCG)を活用して、色味や素材の組み合わせを視覚的に確認していただけるようにしています。たとえば「この壁をもう少し濃いグレーにしたら?」「床は無垢材じゃなくてモルタル風にしてみようか」といった検討が、グッとしやすくなります。(当社のデザイナーが作ったイメージパースです)5.“お店のような住まい”も叶えられるのがリノベの強み店舗デザインのノウハウを活かしてきた私たちだからこそ、「カフェのようなリビングにしたい」「バーのようなキッチンカウンターをつくりたい」といったご希望にも、機能性とデザイン性の両面からご提案が可能です。実際、今回の町家でも、木材の表情が美しいカウンターや、光の陰影を楽しめる塗装などが暮らしの空間に転用可能だと改めて実感しました。6.これから家を探す方にも「中古住宅の購入前に相談できますか?」「まだ物件が決まってないのですが、話だけでも聞いてもらえますか?」もちろんです。リノファクでは、不動産仲介も設計・施工もすべて自社で対応しているため、物件探しの段階から、リノベ視点でのアドバイスが可能です。「この壁は抜ける?」「水回りの移動は?」といった技術的な不安も、現地調査や経験をもとにしっかりとサポートいたします。まとめ住まいを、もっと自分らしくリノベーションは、住まいに“らしさ”を取り戻すための手段です。誰かの基準ではなく、自分たちの暮らしにフィットした空間をつくる——それが、私たちが考える「リノベーションの醍醐味」です。京都で、町家や中古住宅を自分たちらしく活かしたいとお考えの方は、ぜひリノファクへお気軽にご相談ください。ご相談・資料請求はこちらから:リノファクお問い合わせページ
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【京都で子育て世代の家探し】学校と地域コミュニティから考える、住まい選びのヒント
子供が通う学校は住まいを決める重要なポイント。「そろそろ家を買いたい」と考え始めたとき、多くの方がまずチェックするのは、建物の間取りや価格、築年数や駅からの距離といった“物件そのもの”の情報ではないでしょうか。でも実は、家選びで見落とされがちなのが“外側の環境”——とくに学校と地域コミュニティです。学校で、暮らしは変わる一歩通学路が違うだけで、学区が変わる。それによって通う小学校や中学校が異なり、子どもたちが育つ環境にも大きな差が生まれます。「どこの学校でもそんなに変わらないのでは?」そう思われるかもしれませんが、実際には—— 授業の雰囲気 教育方針や校風 校舎や設備の整備状況 グラウンドの広さや使い方など、同じ公立学校でも違いは多々あります。さらに、子どもが小学校に上がると、保護者もPTAを通して地域の活動に関わる機会が増えていきます。PTAから見えた、地域とのつながり実は私自身、昨年度息子の通う小学校でPTA会長を務めました。そこで感じたのは、PTAという枠を超えた、地域との関わりの深さです。体育振興会、女性会、おやじの会、消防団、スポーツ少年団……学校は、地域の大人たちのネットワークの中に存在していて、そこに暮らすということは、自然とその輪に加わっていくということでもあります。つまり、住まいを選ぶことは、コミュニティを選ぶことでもあるのです。「この街で暮らす」という視点家の広さや築年数、駅からの距離だけではわからない、“肌感”があります。 登校中の子どもたちの雰囲気はどうか 学校で出迎えてくれる先生の表情はどうか 通学路には見守りの大人がいるか スーパーや公園の雰囲気は落ち着いているか ご近所さんと気持ちよく関われそうかこれらはネットには載っていません。でも、暮らしの満足度に直結する、とても大切な情報です。リノファクの「学区で探せる物件検索」システムこうした実体験をもとに、リノファクでは“学校で選べる物件検索システム”を独自に開発しました。学区を指定して物件を探したい。気になる学校の近くに、どんな家があるか知りたい。そんなニーズに応えるため、物件一つひとつを手作業で調査し、登録しています。これは、私たちが「子育て世代に本当に寄り添いたい」と考えたからこそ、手間を惜しまず続けている取り組みです。学校を登録すれば、マッチした物件をお届けこの学区検索システムは、無料の会員登録をしていただくことでご利用いただけます。気になる学校をあらかじめ登録しておけば、毎日更新される物件情報の中から、該当するものをメールでお届けします。「子どもの環境を第一に考えたい」「地域とのつながりを大切にしたい」そんな方こそ、ぜひこの機能を使ってみてください。デジタル×アナログのバランスを大切に今の時代、物件探しも情報収集も、スマホひとつで簡単にできるようになりました。でも、住む場所を決めるというのは、もっと感覚的で、もっと“生身の人間らしい”判断が求められる場面でもあります。だからこそ私たちは、デジタルツールに頼りすぎず、現地での空気感やコミュニティの雰囲気など、“アナログな情報”を大事にしたご提案を心がけています。子どもも、大人も、心地よく暮らせる住まいを住まいは、建物だけでできているわけではありません。まちの風景や人との関係性があって、はじめて“暮らし”になります。だからこそ、家探しのときには「このまちに暮らす」という視点も持っていただきたいと思います。リノファクは、物件そのものではなく、“暮らし”の全体像から一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。会員登録と学校検索機能についての詳細はこちら。気になる学区がある方は、ぜひ一度お試しください。
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店舗施工の視点から生まれる住まいづくりリノベーションというと、おしゃれな空間、自由な間取り、というイメージを持たれる方も多いかもしれません。でも実は、リノベは「めんどくさい」の連続です。現場ごとに条件は異なり、既存の建物を活かしながら新しい空間をつくる作業は、新築のように図面通り進むわけではありません。でも——この“めんどくささ”こそが、私たちリノファクの得意分野なんです。現場で生まれる、3cmのこだわりたとえば、ある飲食店の施工現場でのこと。厨房スペースをどうするか、お客様と一緒に床に墨出しをしながら検討していた時、「あと3cmだけ広くしたい」というリクエストがありました。3cm。たったそれだけと思われるかもしれませんが、調理動線や冷蔵庫の設置、作業台の配置にとって、このわずかな差が使い勝手を左右します。だから私たちは、現場で図面をなぞるだけでなく、実際に体を動かして確認しながら進めていきます。リノベーションでは、こうした細かな“あそび”や“調整”が必要不可欠。お客様の暮らしや使い方に合わせて最適解を探すこのプロセスこそが、私たちの真骨頂です。コンセントの位置一つにも理由がある壁の位置が決まったら、次は配管や電気の計画です。たとえば「ここには電子レンジを置きたい」「この辺に調理家電が集まるから専用コンセントにしたい」——こうした要望を丁寧にヒアリングし、設計図に落とし込みます。特にリノベでは、元の配線や配管をどう活かすか、どこまで変更できるかという判断も必要になってきます。配線一つ、スイッチ一つにも「どう暮らすか」から考える設計力が求められるのです。お客様の“頭の中”を、空間に翻訳する仕事リノファクでは、壁のデザインにもこだわります。デザインコンクリートブロックを使用したある施工では、担当デザイナーが以前から温めていたアイデアをもとに、施工図と資料を作成し、お客様と細かなバランスまで確認しながら形にしていきました。職人さんには施工精度だけでなく、「なぜこのデザインにしたのか」という背景を伝えることで、現場全体の完成度が高まります。こうした丁寧なプロセスを経て生まれる空間には、単なる「おしゃれ」では終わらない深みが宿ります。リノベも、店舗づくりと同じ“想いをカタチにする”仕事私たちがリノベーションに向いていると感じるのは、この「めんどくさいことを厭わず、こだわりに寄り添える体制」があるからです。住宅リノベと聞くと、「壁を立てて、クロスを貼って、ドアを吊る」だけの定型的な工事を想像する方もいるかもしれません。でも本当に心地よい住まいは、“誰かにとっての正解”ではなく、“自分たちの使い方”に合った空間のなかにあります。私たちはこれまで、カフェ、美容室、物販店、そして鮨屋に至るまで、個性的な空間を数多く手がけてきました。その経験があるからこそ、リノベーションでも「住む人のストーリー」に耳を傾けることができると信じています。暮らしに、設計の余白をリノファクのリノベーションは、図面だけでは完成しません。お客様との対話、現場での判断、使い方の想像。それらが一つひとつ積み重なって、やっとカタチになります。時間も手間もかかるけれど、その分、暮らす人にとって愛着のある住まいになる。私たちは、そのプロセスを一緒に楽しみ、伴走する存在でありたいと願っています。京都で「自分たちらしい暮らし」を考えている方へリノベーションは、ただのリフォームではありません。自分たちの暮らしに合わせて空間を再構築し、新たなライフスタイルをつくっていくものです。もし「もっとこうだったらいいのに」と思う瞬間があるなら、その想いをカタチにするお手伝いを、リノファクにさせてください。ご相談や施工例の見学希望はこちらから。まずは、あなたの「こうしたい」を、聞かせてください。
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【京都で中古リノベなら】リノファクがはじまる理由|店舗づくりのノウハウを住まいへ
店舗づくりのノウハウを住まいへ2011年の創業以来、私たちコトスタイル株式会社は京都を拠点に、“お店づくり”に特化した空間デザインを行ってきました。カフェや美容室、パン屋さんなど、数多くのテナント開業に携わり、物件探しから設計、施工、アフターサポートまでをワンストップで提供してきた実績は300件以上にのぼります。そしていま、新たにスタートするのが、中古住宅のリノベーションブランド「リノファク」です。これまで培ってきた店舗デザインの知見を“住まい”へと広げ、京都のまちに、もっと自由で心地よい暮らしを提案していきます。店舗づくりのノウハウを、住まいの空間へ店舗デザインの仕事では、お客様の「こんなお店にしたい」「こんな人に来てほしい」という想いを、空間として具体化していくことが求められます。 カフェなら、入りやすさとくつろぎの両立。 美容室なら、スタッフの動線と来店されるお客様といった異なる体験を設計。 物販店なら、ブランドイメージと商品導線の調和。こうした経験は、「住まいのデザイン」にも多くのヒントを与えてくれます。たとえば、帰宅後すぐに手を洗える洗面の位置、テレワークとリラックスを両立できる空間の分け方、生活動線に配慮した収納計画など。私たちは、暮らしをデザインする“設計者”として、日々の生活が心地よくなるような空間づくりを目指します。中古物件+リノベーションという選択肢ここ数年、住宅価格の高騰が続くなか、「新築を建てるよりも、中古を買ってリノベーションしたい」と考える方が増えています。とくに、立地の良いエリアや趣ある建物を希望される方にとって、中古住宅は大きな可能性を秘めています。しかしその一方で、「この物件って、リノベできるの?」「住宅ローンで工事費までカバーできるの?」「どこに相談すればいいのか分からない」という声も多く聞かれます。不動産会社は物件のこと、設計事務所はプランのこと、工務店は施工のことと、バラバラの窓口にそれぞれ相談しなければならない煩雑さが、リノベーションのハードルを高くしているのです。不動産+設計+施工を一つにリノファクは、こうした悩みに応えるために生まれました。私たちは「中古物件を探すところ」から「リノベーションの完成」までを、一貫してお手伝いします。物件探しの段階から設計士が同行し、「この壁は抜けるか」「水回りの移動は可能か」といった技術的な判断も含めてご提案。物件購入と工事をセットで進めることで、住宅ローンを活用した予算組みやスケジュール管理もスムーズになります。さらに、施工は京都を中心とした信頼できる職人ネットワークと連携し、品質を落とさず丁寧に仕上げていきます。暮らしに“らしさ”をリノベーションの良さは、なんといっても「自分たちらしさ」を反映できる自由度にあります。シンプルで無機質な空間にしたい方もいれば、木のぬくもりを感じられる空間を好む方もいます。誰かにとっての“正解”ではなく、自分たちにとっての“心地よさ”を選べるのが、リノベの魅力です。私たちは、理想の暮らしを叶えるための“相棒”として、丁寧にお話を伺いながら設計を行います。そのプロセスのなかで、これまでの店舗づくりと同じように、お客様の「こうしたい」という気持ちにしっかり寄り添っていきます。京都で、リノベを考える方へリノファクは、京都の暮らしをもっと豊かに、もっと自由にしたいと考えています。新築とは違う魅力を持つ、中古住宅のリノベーション。物件探しも、設計も、施工も、一緒に考えていくパートナーがいれば、きっともっと楽しく、安心して進められるはずです。京都で、中古マンションや中古戸建のリノベーションをお考えの方へ。住まいの“これから”を、リノファクと一緒にはじめてみませんか?〈まとめ〉リノファクは、京都を拠点にしたリノベーションブランドです中古物件探しからリノベーションまでをワンストップでサポートします店舗デザインで培った提案力と設計力を、住まいにも活かしますご相談・資料請求はこちらからどうぞ。
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