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ARCHIVE 2021年02月
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【京都で住まいのリノベをお考えの方へ】町家改装で見えた“暮らしの為のリノベーション”
中京区ワインバーの工事現場より。「このままでも雰囲気がある」「でも、自分たちらしい暮らしにしたい」そんな声を多くいただくのが、京都の町家や中古住宅に関するご相談です。今回は、もともと“ワインバーとしてのリノベーション”を進めていた町家改装のプロセスを、住宅リノベーションの視点からご紹介します。これから中古住宅の購入やリノベを検討されている方の参考になれば嬉しいです。1.まずは「壊す」ところから始まるリノベーションのスタートは、不要な壁や床、建具などを解体するところから。今回は町家だったこともあり、床下や壁の構造を確認しながら、手作業で丁寧に解体作業を進めていきました。音が大きく出る作業もあるため、近隣への配慮も欠かせません。住宅リノベでも、マンションや長屋など近接住戸がある場合は、ご近所との関係を大切にすることが大前提となります。2.暮らしにフィットする“高さ”と“寸法”大工工事が始まると、いよいよ空間の形が見えてきます。リノベーションの魅力は、新築のように一律の寸法にとらわれることなく、自分たちの体格や暮らしに合わせて、寸法を柔軟に調整できる点です。今回の町家改装では、「カウンターの高さをあと2cm高く」といった細かい調整も現場で行いました。住宅でも、キッチンの作業台の高さ、洗面のボウル位置、デスクや棚の奥行きなど、日常の使いやすさを左右する寸法を妥協せずに決めることができます。3.コンセントの位置、意外と大事ですリノベでは「ここにコンセントがあればよかった!」という声が多いもの。私たちは、お客様とのヒアリングのなかで、家具配置や家電の使用場所まで想定し、配線計画を丁寧に設計しています。既存住宅では、延長コードやタップでしのぐこともありますが、せっかくのリノベーションなら最初から“暮らしに合った場所”に設けたいですよね。4.素材選びとイメージパースで広がる住まいの楽しさ床材、壁紙、塗装の色、照明の質感……。リノベでは多くの素材から、暮らしに合う“心地よさ”を選ぶ楽しさがあります。でも、実物のサンプルだけではなかなか空間全体のイメージが掴めません。そこでリノファクでは、3Dパース(イメージCG)を活用して、色味や素材の組み合わせを視覚的に確認していただけるようにしています。たとえば「この壁をもう少し濃いグレーにしたら?」「床は無垢材じゃなくてモルタル風にしてみようか」といった検討が、グッとしやすくなります。(当社のデザイナーが作ったイメージパースです)5.“お店のような住まい”も叶えられるのがリノベの強み店舗デザインのノウハウを活かしてきた私たちだからこそ、「カフェのようなリビングにしたい」「バーのようなキッチンカウンターをつくりたい」といったご希望にも、機能性とデザイン性の両面からご提案が可能です。実際、今回の町家でも、木材の表情が美しいカウンターや、光の陰影を楽しめる塗装などが暮らしの空間に転用可能だと改めて実感しました。6.これから家を探す方にも「中古住宅の購入前に相談できますか?」「まだ物件が決まってないのですが、話だけでも聞いてもらえますか?」もちろんです。リノファクでは、不動産仲介も設計・施工もすべて自社で対応しているため、物件探しの段階から、リノベ視点でのアドバイスが可能です。「この壁は抜ける?」「水回りの移動は?」といった技術的な不安も、現地調査や経験をもとにしっかりとサポートいたします。まとめ住まいを、もっと自分らしくリノベーションは、住まいに“らしさ”を取り戻すための手段です。誰かの基準ではなく、自分たちの暮らしにフィットした空間をつくる——それが、私たちが考える「リノベーションの醍醐味」です。京都で、町家や中古住宅を自分たちらしく活かしたいとお考えの方は、ぜひリノファクへお気軽にご相談ください。ご相談・資料請求はこちらから:リノファクお問い合わせページ
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