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  • 【京都で住宅リノベ】カフェのように心地よい住まいをつくるためのヒント

    カフェのデザインを住まいに「毎日過ごす自宅を、もっと自分らしく、もっと心地よくしたい」そう感じている方にこそおすすめしたいのが、カフェづくりの視点を住まいに活かすリノベーションです。今回は、私たちが手がけた自家焙煎コーヒーショップの設計・施工から得た、“心地よい空間”をつくるためのアイデアを、住宅リノベに応用できるかたちでご紹介します。1.家具から考える空間設計という発想この店舗では、オーナーが持ち込んだアンティークの家具をベースに、家具ありきで空間をつくる設計を行いました。サイズも風合いも唯一無二のアンティーク家具。それが空間にしっくりなじむように、周囲の壁の高さや床の段差まで調整しています。住まいでも、例えば「このテーブルを中心に家を設計したい」「古材の棚板を生かしたい」など、家具を主役にしたリノベーションは可能です。お気に入りの家具が空間の“芯”になると、家全体がぐっと落ち着いた雰囲気になります。2.木の表情を楽しむ、素材の組み合わせこの店舗の天井・カウンター・柱には、すべて異なる種類の木材を使っています。それぞれの木が持つ色合いや質感の違いを生かすことで、空間全体にあたたかさと奥行きが生まれました。住宅リノベでも、フローリング、柱、建具、カウンターなどにあえて違う木を組み合わせると、単調にならない、味わい深い空間が実現できます。また、柱にはオリジナルで製作した突板(つきいた)を貼り、コストとデザイン性のバランスも工夫しました。リノベならではの“素材の選び方”と“見せ方”を、ぜひ楽しんでみてください。3.やさしい光で、空間の印象が決まる日中の自然光、夜の照明、それぞれの光の使い方で空間の印象は大きく変わります。このコーヒーショップでは、照明の位置や光の色、拡散の仕方まで計算して設計しました。住まいでも、たとえば 間接照明で壁に柔らかい影を落とす ペンダントライトで食卓にフォーカスする 手元灯と天井灯で作業性と雰囲気を両立するこういった工夫によって、“ほっと落ち着ける空気感”をつくることができます。4.カフェのような空間にしたいなら、居心地と回遊性を大切にお店づくりでは、「お客さまがどの順番で動くか」「どこで落ち着いて座るか」など、人の動きが空間設計の出発点になります。住宅では、「帰宅してどこに荷物を置くか」「どこでくつろぐか」「どこで集中するか」など、暮らしの流れに沿った動線設計がとても大切です。カフェのように“居心地のよい場所が家の中に点在する”、そんな住まいをリノベーションで実現してみませんか?5.自宅に焙煎機を——という選択もアリ?この店舗では、奥のスペースにコーヒー焙煎機が設置されていて、焙煎したての豆をその場で楽しむことができます。「焙煎機までは置けないけど…」という方でも、キッチンの一角を趣味コーナーにしたり、自分だけの“とっておき”を楽しめるスペースをリノベで設けることは可能です。コーヒーに限らず、音楽、読書、植物、手芸、どんな趣味にも通じる「好きなことをする空間」を暮らしに取り入れると、毎日が少しだけ楽しくなります。まとめ:心地よい空間は、自分でつくれる“心地よさ”の基準は人それぞれ。でもそこに共通するのは、「自分らしさが感じられる空間」だということです。カフェのような心地よさ、素材の温もり、やさしい光、家具を主役にした空間。これらはすべて、リノベーションで叶えることができます。暮らしの中に“自分だけの心地よさ”を取り入れたい方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。設計から施工、アフターサポートまで、一貫してお手伝いしています。

  • 【京都で住宅リノベ】お店みたいな家、家みたいなお店。暮らしの境界をほどいてみる

    カフェのようなリビング、ショップのような玄関。そんな暮らしをリノベーションで私たちリノファクは、もともと“お店づくり”からスタートしました。飲食店、美容室、塾、オフィス——さまざまな店舗の設計や施工に関わりながら、約300件以上の空間を手がけてきました。そのなかで感じたのが、“お店のような家”を求める人もいれば、“家のようなお店”をつくりたい人もいるということ。今回ご紹介するのは、そんな曖昧で柔らかい“境界”をテーマにした住まいの考え方です。自分らしく暮らすって、ちょっと“お店っぽい”カフェのようなリビング、落ち着いた照明、素朴な木の床。自宅にいても、まるで好きなお店にいるような感覚。リノベーションを検討される方の中には、「毎日を、もっと自分らしく過ごしたい」と考える方がたくさんいらっしゃいます。それは、“くつろぎ”や“利便性”だけではなく、「こんな空間にしたい」という感覚や世界観を持ち込むということ。暮らしの延長に、お店で感じたような空気を。そんな住まいのつくり方が、もっとあっていいのではと思っています。戸建住宅を「お店のように」リノベした実例たとえば、以前私たちが手がけたある店舗では、戸建ての住宅を飲食店にリノベーションしました。お客様の要望は「家のような温かみが感じられるお店にしたい」というものでした。無垢材の床、ナチュラルな色味の壁、やさしく照らす照明。玄関には物販コーナーもあり、トイレへは一度外に出てから入るという、ちょっとユニークな動線も採用しました。これは単なる“変わった設計”ということではなく、「ちょっとした行動のなかで、気持ちのスイッチが変わる」ことを大切にした工夫です。暮らしも“ショップインショップ”のように楽しめる上記のようなお店の設計手法を応用すると、住まいの中にも“ゾーン”や“シーン”をつくることができます。 ダイニングを“カフェ風”に演出 洗面室を“ホテルライク”に整理 廊下の一角を“ギャラリーコーナー”に 玄関土間を“セレクトショップのような”収納に暮らしの中に“自分だけの小さなお店”があるような、そんな家づくりは、毎日をちょっと楽しくしてくれるはずです。お店と家の境界は、どんどん曖昧になっているコロナ禍以降、とくに感じるのは「住まいのあり方」の変化です。リモートワークの浸透により、家の中に“仕事空間”が生まれ、ときには自宅を教室や工房にする方も増えてきました。そんな中で私たちが出したひとつの答えが「リノファク」です。これまで積み重ねてきた店舗づくりのアイデアや技術を、住宅に持ち込んでみる。“どちらでもない、でもどちらでもある空間”が、これからの暮らしに必要なのではないかと考えています。お客様自身が“ターゲット”になる家づくりお店づくりでは、「どんな人に来てほしいか?」を常に意識して空間をつくります。でも住宅では、「どんな自分でいたいか?」を空間に投影することも大切です。 こんな暮らし方をしたい 朝の時間を大事にしたい 趣味の時間をもっと楽しみたいそんな想いをカタチにするのがリノベーションであり、私たちはその“実現の伴走者”でありたいと思っています。「ちょっと変わったリノベがしたい」方へ住まいは、どんなかたちでもいい。でもせっかくリノベーションをするなら、“自分だけのストーリー”がある空間をつくってみませんか?私たちリノファクでは、物件探しからではなく、「今ある住まいをもっと自分らしくしたい」というご相談も承っています。カフェのような家、家のようなカフェ。そんなあいまいで豊かな空間を、一緒につくっていけたら嬉しいです。「お店っぽい家にしたい」「店舗のような空間に住みたい」という方は、ぜひこちらからご相談ください。空間のイメージがふわっとしていても大丈夫。丁寧にヒアリングさせていただきます。

  • 【京都で住宅リノベ】犬と暮らす家づくり。リノベーションで叶える安心と快適のアイデア

    ドッグカフェやドッグサロンの工事経験を住まいに活かす。「愛犬と、もっと快適に暮らしたい」そう思ったことはありませんか?私たちが手がけてきた住まいや店舗には、ペットとの暮らしを考えたリノベーションの工夫がたくさん詰まっています。今回は、ドッグサロンの施工経験をもとに、犬と暮らす住まいづくりのヒントをご紹介します。“お店”で培った視点は、実は“家”にも活きるんです。1.腰高の間仕切りで、安心感と視線をコントロールワンちゃんが自由に過ごせる室内空間でも、来客や他の家族との動線が気になることはありませんか?そんな時におすすめなのが、腰高の間仕切り壁です。背の低いパーテーションだと倒れる心配がありますが、造作でしっかり固定した壁なら安心。しかも目線は抜けているので、圧迫感がなく、空間の広がりも保てます。急な来客時にも、玄関先で飛びついたり脱走したりするのを防ぐ役割も。木のやさしい色味で仕上げると、インテリアとの調和もばっちりです。2.滑りにくい床材と、ペット用ワックスで安全性UPフローリングでよくあるのが、「うちの子が滑ってしまう」というお悩み。人間にとっては問題ない床材でも、犬の足には滑りやすく、関節に負担がかかることも。私たちは、ペット対応の滑り止めワックスや、クッション性のある床材を提案しています。サロンで使用したこのワックスは、犬用に特化しており、見た目の美しさも損なわないのが特長です。「ペット対応の床材」と聞くと商業施設向けのイメージかもしれませんが、実は住まいでも自然に取り入れられるデザインのものがたくさんあるんです。3.“家の中に窓”で、つながりを感じられる間取りに最近増えているのが、部屋と部屋を緩やかにつなぐ“室内窓”のアイデア。たとえば、ワンちゃんの過ごすスペースとリビングの間に窓をつけると、お互いの気配を感じながら過ごすことができます。吠えやすい子も、飼い主の姿が見えるだけで安心することが多く、「閉じるけど、つながっている」そんな空間があると、家族みんなが心地よく過ごせます。リビングの壁に設けた透明窓や格子窓は、採光やデザインのアクセントにもなるため、“見せる間取り”としてもおすすめです。4.配色や素材で「やさしさ」を演出ペットと暮らす空間には、やさしい色合いや温かみのある素材がよく合います。ある施工事例では、木目の落ち着いた床に淡いブルーの壁、差し色としてビビッドなイエローを取り入れることで、“遊び心と落ち着き”のある住空間に仕上げました。ペットが安心して過ごせる環境は、人にとっても穏やかに感じられるもの。リノベーションなら、こうした色使いや素材感にもこだわって空間を整えることができます。5.趣味のスペースとペットの時間を両立たとえば、ハンモックを吊るせる梁を設けて、「揺られながらワンちゃんとくつろげる空間」に。そんなちょっと贅沢な“趣味×暮らし”の融合も、リノベなら可能です。愛犬が足元に寝そべり、目を合わせてくれる。そんな瞬間を大切にできる空間は、“自分たちらしい暮らし”そのものです。ペットと一緒に“心地よく暮らす家”をつくるなら私たちはこれまで、ドッグカフェやドッグサロンなど、ペットと人が心地よく過ごす空間を多く手がけてきました。そこで得た知見や工夫は、住宅リノベーションにもそのまま活かすことができます。 滑りにくい床 飛び出し防止の間仕切り おしゃれな空間にする工夫 清掃性と安全性のバランス“ワンちゃんのための住まい”というと特別に感じるかもしれませんが、実は「家族に合わせた設計」という意味では、他のどんな住まいづくりとも共通しています。「犬と暮らすリノベ」にご興味のある方は、ぜひお気軽にリノファクまでご相談ください。ご相談やお見積もりは無料です。暮らしに合った住まいを一緒に考えてみませんか?

  • 【京都で住まいのリノベをお考えの方へ】町家改装で見えた“暮らしの為のリノベーション”

    中京区ワインバーの工事現場より。「このままでも雰囲気がある」「でも、自分たちらしい暮らしにしたい」そんな声を多くいただくのが、京都の町家や中古住宅に関するご相談です。今回は、もともと“ワインバーとしてのリノベーション”を進めていた町家改装のプロセスを、住宅リノベーションの視点からご紹介します。これから中古住宅の購入やリノベを検討されている方の参考になれば嬉しいです。1.まずは「壊す」ところから始まるリノベーションのスタートは、不要な壁や床、建具などを解体するところから。今回は町家だったこともあり、床下や壁の構造を確認しながら、手作業で丁寧に解体作業を進めていきました。音が大きく出る作業もあるため、近隣への配慮も欠かせません。住宅リノベでも、マンションや長屋など近接住戸がある場合は、ご近所との関係を大切にすることが大前提となります。2.暮らしにフィットする“高さ”と“寸法”大工工事が始まると、いよいよ空間の形が見えてきます。リノベーションの魅力は、新築のように一律の寸法にとらわれることなく、自分たちの体格や暮らしに合わせて、寸法を柔軟に調整できる点です。今回の町家改装では、「カウンターの高さをあと2cm高く」といった細かい調整も現場で行いました。住宅でも、キッチンの作業台の高さ、洗面のボウル位置、デスクや棚の奥行きなど、日常の使いやすさを左右する寸法を妥協せずに決めることができます。3.コンセントの位置、意外と大事ですリノベでは「ここにコンセントがあればよかった!」という声が多いもの。私たちは、お客様とのヒアリングのなかで、家具配置や家電の使用場所まで想定し、配線計画を丁寧に設計しています。既存住宅では、延長コードやタップでしのぐこともありますが、せっかくのリノベーションなら最初から“暮らしに合った場所”に設けたいですよね。4.素材選びとイメージパースで広がる住まいの楽しさ床材、壁紙、塗装の色、照明の質感……。リノベでは多くの素材から、暮らしに合う“心地よさ”を選ぶ楽しさがあります。でも、実物のサンプルだけではなかなか空間全体のイメージが掴めません。そこでリノファクでは、3Dパース(イメージCG)を活用して、色味や素材の組み合わせを視覚的に確認していただけるようにしています。たとえば「この壁をもう少し濃いグレーにしたら?」「床は無垢材じゃなくてモルタル風にしてみようか」といった検討が、グッとしやすくなります。(当社のデザイナーが作ったイメージパースです)5.“お店のような住まい”も叶えられるのがリノベの強み店舗デザインのノウハウを活かしてきた私たちだからこそ、「カフェのようなリビングにしたい」「バーのようなキッチンカウンターをつくりたい」といったご希望にも、機能性とデザイン性の両面からご提案が可能です。実際、今回の町家でも、木材の表情が美しいカウンターや、光の陰影を楽しめる塗装などが暮らしの空間に転用可能だと改めて実感しました。6.これから家を探す方にも「中古住宅の購入前に相談できますか?」「まだ物件が決まってないのですが、話だけでも聞いてもらえますか?」もちろんです。リノファクでは、不動産仲介も設計・施工もすべて自社で対応しているため、物件探しの段階から、リノベ視点でのアドバイスが可能です。「この壁は抜ける?」「水回りの移動は?」といった技術的な不安も、現地調査や経験をもとにしっかりとサポートいたします。まとめ住まいを、もっと自分らしくリノベーションは、住まいに“らしさ”を取り戻すための手段です。誰かの基準ではなく、自分たちの暮らしにフィットした空間をつくる——それが、私たちが考える「リノベーションの醍醐味」です。京都で、町家や中古住宅を自分たちらしく活かしたいとお考えの方は、ぜひリノファクへお気軽にご相談ください。ご相談・資料請求はこちらから:リノファクお問い合わせページ

  • 【京都で子育て世代の家探し】学校と地域コミュニティから考える、住まい選びのヒント

    子供が通う学校は住まいを決める重要なポイント。「そろそろ家を買いたい」と考え始めたとき、多くの方がまずチェックするのは、建物の間取りや価格、築年数や駅からの距離といった“物件そのもの”の情報ではないでしょうか。でも実は、家選びで見落とされがちなのが“外側の環境”——とくに学校と地域コミュニティです。学校で、暮らしは変わる一歩通学路が違うだけで、学区が変わる。それによって通う小学校や中学校が異なり、子どもたちが育つ環境にも大きな差が生まれます。「どこの学校でもそんなに変わらないのでは?」そう思われるかもしれませんが、実際には—— 授業の雰囲気 教育方針や校風 校舎や設備の整備状況 グラウンドの広さや使い方など、同じ公立学校でも違いは多々あります。さらに、子どもが小学校に上がると、保護者もPTAを通して地域の活動に関わる機会が増えていきます。PTAから見えた、地域とのつながり実は私自身、昨年度息子の通う小学校でPTA会長を務めました。そこで感じたのは、PTAという枠を超えた、地域との関わりの深さです。体育振興会、女性会、おやじの会、消防団、スポーツ少年団……学校は、地域の大人たちのネットワークの中に存在していて、そこに暮らすということは、自然とその輪に加わっていくということでもあります。つまり、住まいを選ぶことは、コミュニティを選ぶことでもあるのです。「この街で暮らす」という視点家の広さや築年数、駅からの距離だけではわからない、“肌感”があります。 登校中の子どもたちの雰囲気はどうか 学校で出迎えてくれる先生の表情はどうか 通学路には見守りの大人がいるか スーパーや公園の雰囲気は落ち着いているか ご近所さんと気持ちよく関われそうかこれらはネットには載っていません。でも、暮らしの満足度に直結する、とても大切な情報です。リノファクの「学区で探せる物件検索」システムこうした実体験をもとに、リノファクでは“学校で選べる物件検索システム”を独自に開発しました。学区を指定して物件を探したい。気になる学校の近くに、どんな家があるか知りたい。そんなニーズに応えるため、物件一つひとつを手作業で調査し、登録しています。これは、私たちが「子育て世代に本当に寄り添いたい」と考えたからこそ、手間を惜しまず続けている取り組みです。学校を登録すれば、マッチした物件をお届けこの学区検索システムは、無料の会員登録をしていただくことでご利用いただけます。気になる学校をあらかじめ登録しておけば、毎日更新される物件情報の中から、該当するものをメールでお届けします。「子どもの環境を第一に考えたい」「地域とのつながりを大切にしたい」そんな方こそ、ぜひこの機能を使ってみてください。デジタル×アナログのバランスを大切に今の時代、物件探しも情報収集も、スマホひとつで簡単にできるようになりました。でも、住む場所を決めるというのは、もっと感覚的で、もっと“生身の人間らしい”判断が求められる場面でもあります。だからこそ私たちは、デジタルツールに頼りすぎず、現地での空気感やコミュニティの雰囲気など、“アナログな情報”を大事にしたご提案を心がけています。子どもも、大人も、心地よく暮らせる住まいを住まいは、建物だけでできているわけではありません。まちの風景や人との関係性があって、はじめて“暮らし”になります。だからこそ、家探しのときには「このまちに暮らす」という視点も持っていただきたいと思います。リノファクは、物件そのものではなく、“暮らし”の全体像から一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。会員登録と学校検索機能についての詳細はこちら。気になる学区がある方は、ぜひ一度お試しください。

  • 【京都でリノベするなら】物件探しから住まいづくりまで。

    リノファクはじまります。2020年10月、私たちは新しい一歩を踏み出しました。その名も「リノファク」——RENOVATIONFACTORY。京都を拠点に“お店づくり”を続けてきたコトスタイルが、今度は“住まいづくり”へとフィールドを広げます。リノベーションと不動産。この2つをつなげて、もっと自由に、もっと楽しく、自分たちらしい暮らしを実現するためのサービスです。「住まいづくり」の原点にある“お店づくり”の経験2011年、コトスタイル株式会社はたった一人の事務所からスタートしました。「お店づくりの概念を変えたい」という想いから、物件探し、設計、施工をワンストップで提供する仕組みをつくり、京都を中心に300店舗以上の出店をお手伝いしてきました。小さなコーヒースタンドから、こだわりの飲食店、美容室、クリニック、物販店まで。多種多様な店舗を手がけてきたなかで、空間づくりのノウハウと、地域の職人ネットワークが育っていきました。その中で感じたのが、このノウハウは、住まいにも応用できるはずだということ。そうして構想から4年——ようやく生まれたのが「リノファク」です。コロナ禍が後押しした“新しい暮らし”へのシフト2020年春。新型コロナウイルスの感染拡大により、生活様式は大きく変わりました。リモートワークやステイホーム、地方移住など、“暮らし”に対する価値観も大きく揺らぎました。その最中、私たちは「今こそ動くときだ」と決意し、リノファクの立ち上げを本格化。そして秋、ようやくこの新しい住まいづくりのサービスを皆さまにご紹介できることとなりました。店舗デザイナーが選ぶ“リノベ向き物件”とはリノファクの特長のひとつが、「物件探し」から一貫してサポートできる点です。リノベーションを検討する方の多くが、「どんな物件がリノベに向いているのか分からない」「住宅ローンとリノベ費用をどう組み合わせるのか不安」といった課題を抱えています。通常は不動産会社とリフォーム会社が別々のため、中古物件を購入してリノベーションをするには多くの手間や時間がかかるのが現実です。しかしリノファクでは、不動産仲介と設計・施工をワンストップで提供。物件選びの段階から設計視点を持ったスタッフが同行し、「どこを活かせて、どこを変えられるか」までを一緒に検討することができます。オリジナル検索システム×会員機能で、もっと使いやすく今回のサービス立ち上げにあたり、私たちはオリジナルの物件検索システムを開発しました。会員登録をしていただくと、会員限定の物件情報や、おすすめの施工事例をチェックできるようになります。情報はまだ少ないかもしれませんが、これは「小さく始める」ことを選んだ結果です。大きな広告は出さず、SNSやウェブを通じて、少しずつ丁寧に伝えていくつもりです。ワクワクする物件が、京都にはたくさんあるサービスを公開してから、さっそく数件の物件調査を行いましたが——本当に、ワクワクするような物件ばかり。少し古くても、少しクセがあっても、「この家なら、面白くできそう」と思える空き家や中古住宅が、京都にはまだまだ眠っています。リノベーションの力で、そうした物件が“誰かにとっての特別な住まい”になる。それがリノファクの役割です。リノファクが目指すのは、三方にとっての“いい暮らし” 住まいを手に入れたい人 空き家を売りたい人 金融機関や行政など、住まいに関わる多くの人たちリノファクは、この3者をつなぎ、住まいにまつわる“めんどう”を解消する仕組みとして機能していきます。物件購入とリノベーションをワンストップで進めることで、住宅ローンの活用もスムーズに。さらに地域の工務店や職人さんとのネットワークを活かすことで、品質とコストのバランスにも配慮した住まいづくりが可能になります。まずは会員登録から、お気軽にリノベーションを検討中の方、将来的に中古住宅を買いたいとお考えの方、「まだイメージは漠然としているけれど、何か動き出したい」という方——リノファクは、そんな方のペースに合わせて情報をお届けしていきます。まずは会員登録から、お気軽にご利用ください。物件も、アイデアも、パートナーも。ここからきっと見つかります。

  • 【京都でリノベするなら】細部までこだわるリノファクの設計力

    店舗施工の視点から生まれる住まいづくりリノベーションというと、おしゃれな空間、自由な間取り、というイメージを持たれる方も多いかもしれません。でも実は、リノベは「めんどくさい」の連続です。現場ごとに条件は異なり、既存の建物を活かしながら新しい空間をつくる作業は、新築のように図面通り進むわけではありません。でも——この“めんどくささ”こそが、私たちリノファクの得意分野なんです。現場で生まれる、3cmのこだわりたとえば、ある飲食店の施工現場でのこと。厨房スペースをどうするか、お客様と一緒に床に墨出しをしながら検討していた時、「あと3cmだけ広くしたい」というリクエストがありました。3cm。たったそれだけと思われるかもしれませんが、調理動線や冷蔵庫の設置、作業台の配置にとって、このわずかな差が使い勝手を左右します。だから私たちは、現場で図面をなぞるだけでなく、実際に体を動かして確認しながら進めていきます。リノベーションでは、こうした細かな“あそび”や“調整”が必要不可欠。お客様の暮らしや使い方に合わせて最適解を探すこのプロセスこそが、私たちの真骨頂です。コンセントの位置一つにも理由がある壁の位置が決まったら、次は配管や電気の計画です。たとえば「ここには電子レンジを置きたい」「この辺に調理家電が集まるから専用コンセントにしたい」——こうした要望を丁寧にヒアリングし、設計図に落とし込みます。特にリノベでは、元の配線や配管をどう活かすか、どこまで変更できるかという判断も必要になってきます。配線一つ、スイッチ一つにも「どう暮らすか」から考える設計力が求められるのです。お客様の“頭の中”を、空間に翻訳する仕事リノファクでは、壁のデザインにもこだわります。デザインコンクリートブロックを使用したある施工では、担当デザイナーが以前から温めていたアイデアをもとに、施工図と資料を作成し、お客様と細かなバランスまで確認しながら形にしていきました。職人さんには施工精度だけでなく、「なぜこのデザインにしたのか」という背景を伝えることで、現場全体の完成度が高まります。こうした丁寧なプロセスを経て生まれる空間には、単なる「おしゃれ」では終わらない深みが宿ります。リノベも、店舗づくりと同じ“想いをカタチにする”仕事私たちがリノベーションに向いていると感じるのは、この「めんどくさいことを厭わず、こだわりに寄り添える体制」があるからです。住宅リノベと聞くと、「壁を立てて、クロスを貼って、ドアを吊る」だけの定型的な工事を想像する方もいるかもしれません。でも本当に心地よい住まいは、“誰かにとっての正解”ではなく、“自分たちの使い方”に合った空間のなかにあります。私たちはこれまで、カフェ、美容室、物販店、そして鮨屋に至るまで、個性的な空間を数多く手がけてきました。その経験があるからこそ、リノベーションでも「住む人のストーリー」に耳を傾けることができると信じています。暮らしに、設計の余白をリノファクのリノベーションは、図面だけでは完成しません。お客様との対話、現場での判断、使い方の想像。それらが一つひとつ積み重なって、やっとカタチになります。時間も手間もかかるけれど、その分、暮らす人にとって愛着のある住まいになる。私たちは、そのプロセスを一緒に楽しみ、伴走する存在でありたいと願っています。京都で「自分たちらしい暮らし」を考えている方へリノベーションは、ただのリフォームではありません。自分たちの暮らしに合わせて空間を再構築し、新たなライフスタイルをつくっていくものです。もし「もっとこうだったらいいのに」と思う瞬間があるなら、その想いをカタチにするお手伝いを、リノファクにさせてください。ご相談や施工例の見学希望はこちらから。まずは、あなたの「こうしたい」を、聞かせてください。                 

  • 【京都で中古リノベなら】リノファクがはじまる理由|店舗づくりのノウハウを住まいへ

    店舗づくりのノウハウを住まいへ2011年の創業以来、私たちコトスタイル株式会社は京都を拠点に、“お店づくり”に特化した空間デザインを行ってきました。カフェや美容室、パン屋さんなど、数多くのテナント開業に携わり、物件探しから設計、施工、アフターサポートまでをワンストップで提供してきた実績は300件以上にのぼります。そしていま、新たにスタートするのが、中古住宅のリノベーションブランド「リノファク」です。これまで培ってきた店舗デザインの知見を“住まい”へと広げ、京都のまちに、もっと自由で心地よい暮らしを提案していきます。店舗づくりのノウハウを、住まいの空間へ店舗デザインの仕事では、お客様の「こんなお店にしたい」「こんな人に来てほしい」という想いを、空間として具体化していくことが求められます。 カフェなら、入りやすさとくつろぎの両立。 美容室なら、スタッフの動線と来店されるお客様といった異なる体験を設計。 物販店なら、ブランドイメージと商品導線の調和。こうした経験は、「住まいのデザイン」にも多くのヒントを与えてくれます。たとえば、帰宅後すぐに手を洗える洗面の位置、テレワークとリラックスを両立できる空間の分け方、生活動線に配慮した収納計画など。私たちは、暮らしをデザインする“設計者”として、日々の生活が心地よくなるような空間づくりを目指します。中古物件+リノベーションという選択肢ここ数年、住宅価格の高騰が続くなか、「新築を建てるよりも、中古を買ってリノベーションしたい」と考える方が増えています。とくに、立地の良いエリアや趣ある建物を希望される方にとって、中古住宅は大きな可能性を秘めています。しかしその一方で、「この物件って、リノベできるの?」「住宅ローンで工事費までカバーできるの?」「どこに相談すればいいのか分からない」という声も多く聞かれます。不動産会社は物件のこと、設計事務所はプランのこと、工務店は施工のことと、バラバラの窓口にそれぞれ相談しなければならない煩雑さが、リノベーションのハードルを高くしているのです。不動産+設計+施工を一つにリノファクは、こうした悩みに応えるために生まれました。私たちは「中古物件を探すところ」から「リノベーションの完成」までを、一貫してお手伝いします。物件探しの段階から設計士が同行し、「この壁は抜けるか」「水回りの移動は可能か」といった技術的な判断も含めてご提案。物件購入と工事をセットで進めることで、住宅ローンを活用した予算組みやスケジュール管理もスムーズになります。さらに、施工は京都を中心とした信頼できる職人ネットワークと連携し、品質を落とさず丁寧に仕上げていきます。暮らしに“らしさ”をリノベーションの良さは、なんといっても「自分たちらしさ」を反映できる自由度にあります。シンプルで無機質な空間にしたい方もいれば、木のぬくもりを感じられる空間を好む方もいます。誰かにとっての“正解”ではなく、自分たちにとっての“心地よさ”を選べるのが、リノベの魅力です。私たちは、理想の暮らしを叶えるための“相棒”として、丁寧にお話を伺いながら設計を行います。そのプロセスのなかで、これまでの店舗づくりと同じように、お客様の「こうしたい」という気持ちにしっかり寄り添っていきます。京都で、リノベを考える方へリノファクは、京都の暮らしをもっと豊かに、もっと自由にしたいと考えています。新築とは違う魅力を持つ、中古住宅のリノベーション。物件探しも、設計も、施工も、一緒に考えていくパートナーがいれば、きっともっと楽しく、安心して進められるはずです。京都で、中古マンションや中古戸建のリノベーションをお考えの方へ。住まいの“これから”を、リノファクと一緒にはじめてみませんか?〈まとめ〉リノファクは、京都を拠点にしたリノベーションブランドです中古物件探しからリノベーションまでをワンストップでサポートします店舗デザインで培った提案力と設計力を、住まいにも活かしますご相談・資料請求はこちらからどうぞ。

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