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  • 【京都で住宅リノベ】中古住宅×リノベーションは、思っているよりタイトなスケジュールです

    工事契約書が住宅ローンの申込みに必要!「中古住宅を買って、それからゆっくりリノベのことを考えればいいよね」——そんなふうに思っている方も多いかもしれません。ですが、住宅ローンでリノベ費用まで含めて借りようとすると、意外と“のんびり”していられないのが現実です。今回はその理由と、スムーズに進めるためのコツをご紹介します。中古住宅だけの購入なら、そこまで急がなくていい住宅ローンで物件だけを購入する場合、申込→審査→契約→決済という流れで、比較的スケジュールには余裕があります。特に金融機関の審査を待つ時間は長めで、買い手にとっては“待ち時間が長い”と感じることもあります。でもここにリノベーションを加えると、一気に忙しくなるのです。“リノベ費用も住宅ローンにまとめられる”のは便利だけど…近年、中古住宅の流通促進を目的に、リノベーション費用も含めて住宅ローンが組めるようになってきました。これはとても便利な仕組みで、かつてのように“金利が高いリフォームローン”を別に組まなくても済むようになっています。でもその代わりに、住宅ローンの本申込には「リノベーション工事の見積書・契約書」が必要になります。つまり、物件を買う段階で、リノベの打合せも同時進行しておかないといけないのです。いい物件が見つかってからでは間に合わない?たとえば、ある中古マンションを「これにしよう」と決めたとして、その後に「どんなリノベをしようか」と考え始めたのでは、ローン申込期限に間に合わない可能性があります。というのも、住宅ローンには「申込から◯日以内に書類を提出してください」という期限があるからです。間取りを考えて、設備を選んで、予算をすり合わせて、見積もりを取って、契約まで進めて——この工程を、短期間でクリアしなければいけません。土日しか動けない方は、なおさらスピード感が大切「平日は仕事で動けない」という方も多いですが、その場合、週末に一度だけ話すペースでは間に合わないこともあります。そこで私たちは、LINEやメール、オンラインMTGなどを活用し、なるべく“時間に縛られないやりとり”で進められるようにしています。限られた時間の中でも、プランをまとめ、費用感を共有し、意思決定を支える体制を整えています。事前に準備しておくとスムーズに進むこと住宅ローンのスケジュールに余裕を持たせるためには、あらかじめ以下のようなことをまとめておくとスムーズです。 どんなライフスタイルにしたいか(家族構成や暮らし方) 間取りのイメージ(広くしたい/収納を増やしたい等) 好みのテイスト(ナチュラル、モダン、和風など) 使いたい素材や設備(予算とのバランスも含めて)これらをもとに、設計者と早めにやりとりが始められると、見積書・契約書の準備もスムーズになります。一緒に“間に合うリノベ”を進めましょう中古住宅+リノベーションは、「建物の価値」だけでなく「暮らしの価値」まで考えて家づくりができる、とても魅力的な選択肢です。でもその分、調整や判断が必要な場面も多く、スピード感と柔軟性が求められます。リノファクでは、 不動産仲介とリノベ設計をワンストップで対応 スピーディな見積・プラン提案 忙しい方でも進めやすいLINEやオンライン打合せ対応こうした体制で、限られた時間の中でも安心して家づくりが進められるようサポートしています。「中古物件を買ってリノベしたいけど、何から始めたらいいかわからない」そんな方も、リノファクまでお気軽にご相談ください。物件選びから資金計画、設計・施工まで一貫してお手伝いしています。

  • 【京都で住宅リノベ】DIYしたい方へ。プロに頼る部分と、自分で楽しむ部分のちょうどいいバランス

    DIYにチャレンジしてみたい方へ。「せっかくリノベーションするなら、自分でも手を加えてみたい」そんな声をよくいただきます。自分で壁を塗ったり、棚を取り付けたりすることで、住まいへの愛着がぐっと深まるのは、DIYの大きな魅力です。でも同時に、「どこまで自分でやってもいいの?」「失敗したらどうしよう…」と、不安を感じている方も少なくありません。この記事では、DIYとプロの仕事を上手に組み合わせる住まいづくりの考え方を、リノファクの視点からご紹介します。「DIYやってみたい!」その気持ち、大歓迎です「自分で塗った壁は、プロほどキレイじゃないけれど、味があって気に入ってます」というお声も多く、手をかけたぶんだけ、空間への愛着が増すのは間違いありません。リノファクでも、そんなDIYの気持ちに寄り添った住まいづくりを応援しています。でも、“全部自分でやる”はおすすめしませんDIYに挑戦する際に大切なのが、「やる部分」と「頼る部分」の見極めです。たとえば以下のような工事は、プロに任せる必要があります。 電気工事(コンセントや照明の設置) 水道工事(配管・給排水の接続) ガス工事(法的に専門業者しかできません)また、壁を貼るといったシンプルに見える作業でも、実は「その壁をまっすぐ立てる」こと自体が、非常に高度な技術を必要とします。たとえば 下地の位置を正確に決める 壁の中に配線・配管を通す クロスや塗装がきれいに仕上がるよう“面”を整えるといった工程があり、プロの手が入ってこそ成り立つ構造なのです。たとえば「表面だけ塗る」なら大丈夫それでもDIYを楽しみたい方には、「仕上げだけ自分でやる」という方法があります。たとえば、塗装であれば 下地づくり(パテ処理・養生)→プロに任せる 塗料の選定と塗る作業→自分でトライという分担が可能です。リノファクでは、現場の職人さんと直接やり取りしながら、「どこまでならDIYしてOKか」も柔軟に調整しています。「ここまでやってもらえたら、あとは自分で塗ります」というようなスタイルも、大歓迎です。実際にあったDIY事例の一例これまでにも、こんなDIYをお手伝いしてきました。 家族で壁を塗って、記念に子どもの手形を残した 家具の一部だけを無垢材で自作した 購入した棚板を、職人さんと一緒に現場で取り付けた完成後、「これ、自分で塗ったんですよ」と来客に嬉しそうに話す姿を見ると、私たちまで嬉しくなります。“関わる”ことで、住まいはもっと自分ごとになるリノベーションは、設計者や職人に任せるだけのものではありません。「こうしたい」という気持ちを持ち寄って、一緒に空間をつくっていくプロセスそのものが、リノベの醍醐味だと思います。たとえ一部だけでも自分の手で仕上げることで、家への見え方が変わったり、より深く「自分の居場所」だと感じられるようになります。不安なことも、相談してくださいDIYは楽しい反面、心配もつきものです。でも、「こうしたい」という想いがあるなら、まずは聞かせてください。無理な場合は正直にそう伝えますし、「ここまではできるかも」「こういう材料を使えば安心」といったアドバイスもできます。プロとDIYの“ちょうどいい距離感”を探りながら、世界にひとつの住まいを一緒につくっていきましょう。「ちょっとだけDIYしたい」「どこまで自分でできるか聞いてみたい」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。できる方法、一緒に考えます。

  • 【京都で住宅リノベ】職人の力で家ができる。リノベの現場を支える“見えないチームワーク”

    職人さんとのチームワークがリノベーション成功の鍵。リノベーションと聞くと、図面を引いた設計士や、窓口で相談に乗ってくれるスタッフのイメージが先に浮かぶかもしれません。けれど実際に空間をカタチにしてくれるのは、現場で働くたくさんの職人さんたちです。今回は、あるリノベーション現場での様子をご紹介しながら、普段あまり語られることのない“家ができるまでの舞台裏”をお届けします。一人の大工さんが全部やっているわけじゃない?「リノベって、大工さんが全部作ってるんですよね?」そう思われている方もいるかもしれません。実は、リノベーションは分業制のチームプレーです。構造を組む大工さんだけでなく、電気、水道、塗装、クロス(壁紙)、床張り、家具、ガス、空調……数えきれないほどのプロフェッショナルが、順番に現場に入り、作業を重ねていきます。まずは「解体屋さん」が空間をまっさらにリノベのスタートは、不要な壁や設備を壊すところから。ここでは、解体屋さんが“何を残して、何を壊すか”を見極めながら作業します。古い梁や柱を残す場合は、壊しすぎない技術が必要になることも。墨出しから始まる「大工工事」壁の位置、棚の高さ、天井のライン。これらを正確に決めるのが、大工さんによる墨出し作業です。レーザーを使って水平・垂直を測りながら、柱を立て、壁を組み上げていきます。構造だけでなく、棚板や造作家具、ニッチなど、空間の“骨格”をつくるのが大工さんの役割です。現場では、寸法に対する正確さとスピードの両立が求められます。「電気」「水道」「空調」はタイミングが命見えないところで最初に動くのが、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、空調・換気の設備業者さんです。壁を立てる前に、配線・配管の“仕込み”をしておく必要があるからです。コンセントの位置、照明の配線、給湯器の設置場所などを事前に調整し、大工工事が終わった後には、照明器具やスイッチの設置に再び登場します。内装の仕上げは、「クロス屋さん」「塗装屋さん」「床屋さん」空間に色がつき、質感が出てくるのはこのタイミング。塗装屋さんが木部を塗り、クロス屋さんが糊をつけた壁紙を手際よく貼っていきます。床もフローリング材、シート材、カーペットなどに応じて、職人さんが変わります。素材ごとに扱い方や仕上がりが異なるため、専門の職人さんによる繊細な作業が求められます。家具と設備を一緒に仕上げる「合わせ技」も照明付きの棚や、収納内にコンセントを仕込む場合などは、家具職人さんと電気屋さんが連携します。“現場合わせ”でその場の調整が必要なことも多く、職人同士のチームワークが発揮される瞬間です。看板屋さんの出番も、意外とある?住宅リノベでは少ないと思われがちですが、 透明ガラスに目隠しフィルムを貼る 室内ドアにカッティングシートで装飾するなど、看板屋さんの技術が活躍する場面もあります。また、左官屋さんやタイル職人さんなど、“空間に表情をつくるプロ”たちも欠かせません。リノファクの現場は、“顔の見えるチーム”でつくる私たちがリノベーションで大切にしているのは、信頼できる職人さんたちとの継続的な関係性です。長年一緒に仕事をしてきた大工さん、電気屋さん、クロス屋さん……名前も顔もわかっていて、冗談も言い合えるようなチームで現場をつくっています。そうした“空気のいい現場”が、お客様にも安心して工事を見守っていただける理由のひとつです。図面だけではできない、“現場で仕上げる住まい”もちろん、リノベーションは設計がとても重要です。でも、現場での判断や職人さんの経験値によって、図面以上の空間が仕上がることも多々あります。だからこそ、私たちは「現場でのやりとり」も丁寧に、職人さんとの連携を大切にしながら、空間づくりを進めています。リノファクでは、京都で実績ある職人さんと一緒に、住まいづくりを丁寧に行っています。ご相談はこちらからどうぞ。舞台裏も知っていただけると、リノベがもっと面白くなるはずです。

  • 【京都で住宅リノベ】30分の現地調査でも、“暮らしのワクワク”は聞き取れる

    不動産会社様よりリノベーションのお客様をご紹介頂きました。リノベーションの現場は、時にとてもタイトなスケジュールで進みます。とくに中古マンションの購入と同時進行で進める場合、住宅ローン申請や契約期限との兼ね合いから、「限られた時間で、的確に現地調査と打ち合わせをする」必要が出てくることもしばしばです。今回は、ある日曜日の午前中に行われた短時間の現地調査とヒアリングを通じて、リノファクが大切にしている“対応力”と“寄り添う姿勢”についてご紹介します。不動産会社さまからのご紹介で現地へこの日は、大手不動産会社さまよりご紹介いただいたお客様と、街中のマンションで現地集合。ご夫婦とお子様が暮らす予定のその部屋は、築年数のわりにとてもきれいに保たれており、これからの暮らしが楽しみになるような空間でした。今回は、複数社で相見積もりをとられるケースであり、各社が時間を区切って順番に調査を行うスタイル。私たちリノファクは最初の時間帯に伺いました。限られた30分でも、伝わる“暮らしの温度感”現地での調査時間は、わずか30分。スタッフが寸法や給排水、設備の位置を手早く確認している間、私はご夫婦とお話をさせていただきました。奥様からは、 「子どもが遊べるように、室内にうんていをつくりたい」 「ボルダリングもいいなと思ってたけど、今回は断念しました」 「保育園でつくった作品を飾れる場所をつくりたい」そんなふうに、お子様との暮らしを大切にしたいという気持ちが、短い時間の中でもしっかり伝わってきました。ご夫婦ともにお仕事をされていて、お子さまもまだ小さい。「平日に何度も打ち合わせに時間を割くのは難しい」とのことで、今回はLINEグループを使って、スムーズに意思疎通ができる体制で進めることになりました。相見積もりも、納得の家づくりの一部「複数社に声をかけてしまって、申し訳ない気持ちがあるんですが……」と話される方も少なくありません。でも私たちは、相見積もりは当然のステップだと考えています。人生の中でそう何度もない、家という大きな買い物。後悔なく進めるためには、しっかり比較し、納得して選んでもらうことが何より大切です。むしろ、私たちの提案がその中で「やっぱりここがいい」と選んでいただけたなら、それ以上に嬉しいことはありません。平日お忙しい方には、柔軟な対応をリノファクでは基本、土日祝を定休日としていますが、平日にお仕事をされているお客様のために、できる限りスケジュール調整を行っています。LINEでのやりとりや、オンラインでの打合せなど、「いま無理なく進められるペース」でのサポート体制を整えております。今回のご家族のように、お子様のこと、仕事のこと、いろいろな制約の中でも「理想の暮らし」を諦めずに形にしたいというお気持ちに、私たちは最大限寄り添っていきたいと考えています。暮らしの中に“楽しい”が増えていく住まいを短い時間でしたが、うんていや作品を飾るスペースといったご要望には、「生活の中にある楽しさ」を大切にしたいという想いが込められていました。リノベーションは、単に古くなった部分を直すだけの工事ではありません。“こんなふうに暮らせたらいいな”という夢を、現実に近づけていくプロセスです。そのためには、図面や設備だけでは見えない“気持ちの部分”をしっかり汲み取ることが、とても大切だと思っています。リノファクでは、物件探しからリノベーション設計・施工までワンストップで対応しています。限られた時間の中でも、お客様の想いを丁寧にカタチにしてまいります。まずはお気軽にご相談ください。

  • 【京都で住宅リノベ】カウンターのある暮らし。暮らし方を自由にする住まいの工夫

    お店のようなカウンターを住まいに「飲食店のようなカウンターが自宅にあったら、ちょっと素敵かも」そう思ったことがある方にこそ、ぜひ知っていただきたいアイデアがあります。リノベーションでは、カウンターを単なる“食事の場”としてだけでなく、多用途に活かす設計が可能です。今回は、美容室の設計施工事例をベースに、「カウンターのある暮らし」の魅力と、住まいに取り入れる際のヒントをご紹介します。カウンターは、“使い方の幅”が広がる場所カウンターといえば飲食店のイメージが強いですが、実は住まいの中でもとても便利な存在です。 朝食やコーヒーを楽しむミニダイニングに 子どもが宿題をする“並びデスク”に お気に入りの本を読んだり、PC作業をしたりする“自分時間”の場に一つのカウンターが、時間帯や使う人によって、さまざまな顔を持つのが魅力です。柱を生かした、重厚感のある造作カウンター今回ご紹介する施工事例では、ナチュラルな空間の中に、古材の柱をつなぎ合わせて造作した重厚なカウンターを設けました。店舗でありながらも、まるでカフェのような落ち着きと、住宅のような温かみが共存する空間です。このアイデアを住まいに応用すれば、 リビングの一角に“ほっと落ち着く居場所”をつくる ダイニングテーブルとは異なる、セカンドスペースとして活用するなど、生活にゆとりと変化を生み出す空間がつくれます。“お店みたいな住まい”を叶えるヒント私たちはこれまで、美容室やカフェ、物販店など多様なお店をつくってきました。そのなかで、「カフェみたいな塾にしたい」「本屋さんみたいなオフィスにしたい」といった、業態を超えた空間のリクエストをたくさんいただいてきました。住宅リノベーションでも、そういった柔軟な発想はとても有効です。たとえば カウンターにペンダントライトを合わせて“カフェっぽさ”を演出 壁に飾り棚をつくり、雑貨や食器をディスプレイ ドレッサーの代わりに美容室のような鏡台を設置こうした“お店っぽさ”を暮らしに取り入れることで、毎日の時間がちょっと特別になるのです。棚ひとつにも、こだわりを込めてこの美容室では、棚受けの金具を使わずに壁から直接棚板を出す特殊な取り付け方法を採用しました。これは「棚を浮かせることで、壁面に軽やかさを出す」という狙いがあるからです。住まいでも、見せる収納や飾り棚を設ける際に、こういったデザインの工夫を加えることで、空間の質が一段と上がります。小さなこだわりの積み重ねが、家への愛着を深めてくれます。どこまでが“家”で、どこからが“お店”かは、自由でいい今回の施工事例は“美容室”ですが、「お店のような住まい」や「家のようなお店」といった境界をゆるやかにするデザインは、住まいづくりでも増えています。 リビングの一角にカフェのようなカウンター 玄関にショップ風の飾り棚と照明 キッチンにバースタイルのスツールこうした工夫は、毎日の暮らしをちょっと楽しく、ちょっと自分らしくしてくれます。まとめ:カウンターから広がる、暮らしの可能性カウンターは、ただの家具ではありません。そこに集う時間や、並んで過ごす人との関係、そして自分と向き合う静かな時間。そんな“暮らしの器”として、リノベーションで取り入れてみる価値は十分にあります。「カウンターのある住まいに興味がある」「カフェのような空間にしたい」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。物件探しからリノベ設計・施工まで一貫してお手伝いしています。

  • 【京都で住宅リノベ】カフェのように心地よい住まいをつくるためのヒント

    カフェのデザインを住まいに「毎日過ごす自宅を、もっと自分らしく、もっと心地よくしたい」そう感じている方にこそおすすめしたいのが、カフェづくりの視点を住まいに活かすリノベーションです。今回は、私たちが手がけた自家焙煎コーヒーショップの設計・施工から得た、“心地よい空間”をつくるためのアイデアを、住宅リノベに応用できるかたちでご紹介します。1.家具から考える空間設計という発想この店舗では、オーナーが持ち込んだアンティークの家具をベースに、家具ありきで空間をつくる設計を行いました。サイズも風合いも唯一無二のアンティーク家具。それが空間にしっくりなじむように、周囲の壁の高さや床の段差まで調整しています。住まいでも、例えば「このテーブルを中心に家を設計したい」「古材の棚板を生かしたい」など、家具を主役にしたリノベーションは可能です。お気に入りの家具が空間の“芯”になると、家全体がぐっと落ち着いた雰囲気になります。2.木の表情を楽しむ、素材の組み合わせこの店舗の天井・カウンター・柱には、すべて異なる種類の木材を使っています。それぞれの木が持つ色合いや質感の違いを生かすことで、空間全体にあたたかさと奥行きが生まれました。住宅リノベでも、フローリング、柱、建具、カウンターなどにあえて違う木を組み合わせると、単調にならない、味わい深い空間が実現できます。また、柱にはオリジナルで製作した突板(つきいた)を貼り、コストとデザイン性のバランスも工夫しました。リノベならではの“素材の選び方”と“見せ方”を、ぜひ楽しんでみてください。3.やさしい光で、空間の印象が決まる日中の自然光、夜の照明、それぞれの光の使い方で空間の印象は大きく変わります。このコーヒーショップでは、照明の位置や光の色、拡散の仕方まで計算して設計しました。住まいでも、たとえば 間接照明で壁に柔らかい影を落とす ペンダントライトで食卓にフォーカスする 手元灯と天井灯で作業性と雰囲気を両立するこういった工夫によって、“ほっと落ち着ける空気感”をつくることができます。4.カフェのような空間にしたいなら、居心地と回遊性を大切にお店づくりでは、「お客さまがどの順番で動くか」「どこで落ち着いて座るか」など、人の動きが空間設計の出発点になります。住宅では、「帰宅してどこに荷物を置くか」「どこでくつろぐか」「どこで集中するか」など、暮らしの流れに沿った動線設計がとても大切です。カフェのように“居心地のよい場所が家の中に点在する”、そんな住まいをリノベーションで実現してみませんか?5.自宅に焙煎機を——という選択もアリ?この店舗では、奥のスペースにコーヒー焙煎機が設置されていて、焙煎したての豆をその場で楽しむことができます。「焙煎機までは置けないけど…」という方でも、キッチンの一角を趣味コーナーにしたり、自分だけの“とっておき”を楽しめるスペースをリノベで設けることは可能です。コーヒーに限らず、音楽、読書、植物、手芸、どんな趣味にも通じる「好きなことをする空間」を暮らしに取り入れると、毎日が少しだけ楽しくなります。まとめ:心地よい空間は、自分でつくれる“心地よさ”の基準は人それぞれ。でもそこに共通するのは、「自分らしさが感じられる空間」だということです。カフェのような心地よさ、素材の温もり、やさしい光、家具を主役にした空間。これらはすべて、リノベーションで叶えることができます。暮らしの中に“自分だけの心地よさ”を取り入れたい方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。設計から施工、アフターサポートまで、一貫してお手伝いしています。

  • 【京都で住宅リノベ】お店みたいな家、家みたいなお店。暮らしの境界をほどいてみる

    カフェのようなリビング、ショップのような玄関。そんな暮らしをリノベーションで私たちリノファクは、もともと“お店づくり”からスタートしました。飲食店、美容室、塾、オフィス——さまざまな店舗の設計や施工に関わりながら、約300件以上の空間を手がけてきました。そのなかで感じたのが、“お店のような家”を求める人もいれば、“家のようなお店”をつくりたい人もいるということ。今回ご紹介するのは、そんな曖昧で柔らかい“境界”をテーマにした住まいの考え方です。自分らしく暮らすって、ちょっと“お店っぽい”カフェのようなリビング、落ち着いた照明、素朴な木の床。自宅にいても、まるで好きなお店にいるような感覚。リノベーションを検討される方の中には、「毎日を、もっと自分らしく過ごしたい」と考える方がたくさんいらっしゃいます。それは、“くつろぎ”や“利便性”だけではなく、「こんな空間にしたい」という感覚や世界観を持ち込むということ。暮らしの延長に、お店で感じたような空気を。そんな住まいのつくり方が、もっとあっていいのではと思っています。戸建住宅を「お店のように」リノベした実例たとえば、以前私たちが手がけたある店舗では、戸建ての住宅を飲食店にリノベーションしました。お客様の要望は「家のような温かみが感じられるお店にしたい」というものでした。無垢材の床、ナチュラルな色味の壁、やさしく照らす照明。玄関には物販コーナーもあり、トイレへは一度外に出てから入るという、ちょっとユニークな動線も採用しました。これは単なる“変わった設計”ということではなく、「ちょっとした行動のなかで、気持ちのスイッチが変わる」ことを大切にした工夫です。暮らしも“ショップインショップ”のように楽しめる上記のようなお店の設計手法を応用すると、住まいの中にも“ゾーン”や“シーン”をつくることができます。 ダイニングを“カフェ風”に演出 洗面室を“ホテルライク”に整理 廊下の一角を“ギャラリーコーナー”に 玄関土間を“セレクトショップのような”収納に暮らしの中に“自分だけの小さなお店”があるような、そんな家づくりは、毎日をちょっと楽しくしてくれるはずです。お店と家の境界は、どんどん曖昧になっているコロナ禍以降、とくに感じるのは「住まいのあり方」の変化です。リモートワークの浸透により、家の中に“仕事空間”が生まれ、ときには自宅を教室や工房にする方も増えてきました。そんな中で私たちが出したひとつの答えが「リノファク」です。これまで積み重ねてきた店舗づくりのアイデアや技術を、住宅に持ち込んでみる。“どちらでもない、でもどちらでもある空間”が、これからの暮らしに必要なのではないかと考えています。お客様自身が“ターゲット”になる家づくりお店づくりでは、「どんな人に来てほしいか?」を常に意識して空間をつくります。でも住宅では、「どんな自分でいたいか?」を空間に投影することも大切です。 こんな暮らし方をしたい 朝の時間を大事にしたい 趣味の時間をもっと楽しみたいそんな想いをカタチにするのがリノベーションであり、私たちはその“実現の伴走者”でありたいと思っています。「ちょっと変わったリノベがしたい」方へ住まいは、どんなかたちでもいい。でもせっかくリノベーションをするなら、“自分だけのストーリー”がある空間をつくってみませんか?私たちリノファクでは、物件探しからではなく、「今ある住まいをもっと自分らしくしたい」というご相談も承っています。カフェのような家、家のようなカフェ。そんなあいまいで豊かな空間を、一緒につくっていけたら嬉しいです。「お店っぽい家にしたい」「店舗のような空間に住みたい」という方は、ぜひこちらからご相談ください。空間のイメージがふわっとしていても大丈夫。丁寧にヒアリングさせていただきます。

  • 【京都で住宅リノベ】犬と暮らす家づくり。リノベーションで叶える安心と快適のアイデア

    ドッグカフェやドッグサロンの工事経験を住まいに活かす。「愛犬と、もっと快適に暮らしたい」そう思ったことはありませんか?私たちが手がけてきた住まいや店舗には、ペットとの暮らしを考えたリノベーションの工夫がたくさん詰まっています。今回は、ドッグサロンの施工経験をもとに、犬と暮らす住まいづくりのヒントをご紹介します。“お店”で培った視点は、実は“家”にも活きるんです。1.腰高の間仕切りで、安心感と視線をコントロールワンちゃんが自由に過ごせる室内空間でも、来客や他の家族との動線が気になることはありませんか?そんな時におすすめなのが、腰高の間仕切り壁です。背の低いパーテーションだと倒れる心配がありますが、造作でしっかり固定した壁なら安心。しかも目線は抜けているので、圧迫感がなく、空間の広がりも保てます。急な来客時にも、玄関先で飛びついたり脱走したりするのを防ぐ役割も。木のやさしい色味で仕上げると、インテリアとの調和もばっちりです。2.滑りにくい床材と、ペット用ワックスで安全性UPフローリングでよくあるのが、「うちの子が滑ってしまう」というお悩み。人間にとっては問題ない床材でも、犬の足には滑りやすく、関節に負担がかかることも。私たちは、ペット対応の滑り止めワックスや、クッション性のある床材を提案しています。サロンで使用したこのワックスは、犬用に特化しており、見た目の美しさも損なわないのが特長です。「ペット対応の床材」と聞くと商業施設向けのイメージかもしれませんが、実は住まいでも自然に取り入れられるデザインのものがたくさんあるんです。3.“家の中に窓”で、つながりを感じられる間取りに最近増えているのが、部屋と部屋を緩やかにつなぐ“室内窓”のアイデア。たとえば、ワンちゃんの過ごすスペースとリビングの間に窓をつけると、お互いの気配を感じながら過ごすことができます。吠えやすい子も、飼い主の姿が見えるだけで安心することが多く、「閉じるけど、つながっている」そんな空間があると、家族みんなが心地よく過ごせます。リビングの壁に設けた透明窓や格子窓は、採光やデザインのアクセントにもなるため、“見せる間取り”としてもおすすめです。4.配色や素材で「やさしさ」を演出ペットと暮らす空間には、やさしい色合いや温かみのある素材がよく合います。ある施工事例では、木目の落ち着いた床に淡いブルーの壁、差し色としてビビッドなイエローを取り入れることで、“遊び心と落ち着き”のある住空間に仕上げました。ペットが安心して過ごせる環境は、人にとっても穏やかに感じられるもの。リノベーションなら、こうした色使いや素材感にもこだわって空間を整えることができます。5.趣味のスペースとペットの時間を両立たとえば、ハンモックを吊るせる梁を設けて、「揺られながらワンちゃんとくつろげる空間」に。そんなちょっと贅沢な“趣味×暮らし”の融合も、リノベなら可能です。愛犬が足元に寝そべり、目を合わせてくれる。そんな瞬間を大切にできる空間は、“自分たちらしい暮らし”そのものです。ペットと一緒に“心地よく暮らす家”をつくるなら私たちはこれまで、ドッグカフェやドッグサロンなど、ペットと人が心地よく過ごす空間を多く手がけてきました。そこで得た知見や工夫は、住宅リノベーションにもそのまま活かすことができます。 滑りにくい床 飛び出し防止の間仕切り おしゃれな空間にする工夫 清掃性と安全性のバランス“ワンちゃんのための住まい”というと特別に感じるかもしれませんが、実は「家族に合わせた設計」という意味では、他のどんな住まいづくりとも共通しています。「犬と暮らすリノベ」にご興味のある方は、ぜひお気軽にリノファクまでご相談ください。ご相談やお見積もりは無料です。暮らしに合った住まいを一緒に考えてみませんか?

  • 【京都で住宅リノベをお考えの方へ】リノベ費用、住宅ローンにまとめられるって知ってますか?

    中古住宅を買う前にリノベの融資について知っておいてください。「中古住宅を買って、あとからリノベーションしようと思っています」そんなご相談をいただくことが増えてきました。住みたいエリアに新築が少ない今、中古+リノベという選択肢はとても現実的で、魅力的です。でも実は、リノベーションの“資金計画”に落とし穴があることをご存じでしょうか?多くの方が「買ってからリノベする」と考えている「まずは中古住宅を住宅ローンで買って、そこからじっくりプランを考えて、リフォームローンで工事費用を借りる」——そんなふうに思っている方が多いかもしれません。たしかに、以前まではこの流れが主流でした。けれども実は、リフォームローンの金利は住宅ローンよりも高くなるのが一般的です。数百万円〜1000万円規模のリノベ費用を、住宅ローンと別枠で組むと、金利負担の差で総額に大きな違いが出てしまう可能性があります。今は、住宅ローンにリノベ費用を組み込める時代ありがたいことに、最近では多くの金融機関で「住宅ローンにリノベ費用も含められる」ようになっています。この方法を使えば、住宅購入とリノベーションをまとめて一つの低金利ローンで借りられるため、資金面でも計画が立てやすくなります。実際、私たちがご案内しているお客様の中でも、この仕組みを使って 中古住宅の購入費 リノベーション費用 諸費用(仲介手数料など)まで一括で住宅ローンに組み込んでいる方が増えてきました。でも実は、これが「できない」ケースもある「そんな方法があるなら、みんなそうしてるのでは?」と思われるかもしれません。でも現実には、この方法が「うまく使われていない」理由がいくつかあるのです。一番大きな理由は、不動産会社と設計・施工会社がバラバラだから住宅ローンにリノベ費用を含めるには、ローンの申込時点でリノベの設計プランと見積書が必要になります。でも通常は、中古物件を紹介するのが不動産会社、リノベを提案するのが工務店や設計事務所。それぞれ別の会社なので、スムーズに連携できないことが多いのです。不動産会社としては、早く契約を進めたい気持ちもありますし、設計の詳細が決まる前に契約が先行してしまうことも。結果として、リノベ費用が後出しになり、別のリフォームローンを組まざるを得なくなる——これが、住宅ローンへの組み込みが難しいとされてきた背景です。リノファクなら、物件探しもリノベも、まとめてサポート私たちリノファクでは、この問題を根本から解決するために、不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供しています。 物件探しと同時に、リノベの可否や費用感を確認 気になる物件が出たらすぐ現地調査へ 間取り変更や水回り移動のプランも設計士がその場で判断 住宅ローン申込に必要な「設計+見積書」をセットで準備これにより、「この家で、どれくらいの予算で、どんな暮らしができるのか」が最初から具体的に見える状態で進めることができます。知っているか知らないかで、損をすることも「そんなこと、もっと早く知っていれば……」そうおっしゃる方も少なくありません。たとえば、リフォームローンと住宅ローンの金利差が年1%だったとしても、500万円を15年借りれば、支払う利息の差は約40万円以上になることもあります。知らなかったことで数十万円の差が出てしまうのは、非常にもったいないですよね。リノベを前提に家を買うなら、“順番”が大事ですだからこそ、私たちが一番お伝えしたいのは、「家を買う前に、リノベのことも一緒に考えてほしい」ということ。「家が決まってから相談に来ました」では、選択肢が狭くなってしまうことがあります。リノベありきで家を探すなら、購入と設計を同時に進められる体制が何より大切です。リノファクでは、物件探しから住宅ローン、リノベ設計・施工まで一貫してご相談いただけます。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

  • 【京都で住宅リノベ】“つくる過程”も楽しむ、オーダーメイドな住まいづくり

    丁寧に伝えて作ってもらうオーダーメイドなリノベーション。「せっかくリノベーションするなら、自分たちの暮らしにぴったりな家をつくりたい」そんな想いから住宅リノベーションを検討される方が増えています。でも実は、“こだわりの住まい”を実現するには、設計図面だけではなく、現場での丁寧なやりとりがとても大切なのです。今回は、私たちリノファクが日々行っている“オーダーメイドの住まいづくり”について、少しだけ裏側をご紹介します。リノベーション=フルオーダー、だと思っていい既製品を並べてつくる新築とは違い、リノベーションは既存の空間に合わせて一つひとつ調整していく、ほぼフルオーダーの工事です。建具や照明など既成のパーツを使うこともありますが、 どこに設置するか どの高さにするか どんな素材と組み合わせるかといった部分はすべて“現場で決める要素”が多く、結果として世界に一つの空間になります。完成済みのリノベ物件もわかりやすくて便利ですが、自分たちの暮らしに合わせてゼロからつくる空間は、やっぱり思い入れの深さが違います。決め事リストで、一つずつ形にしていくリノファクでは、お客様との打ち合わせの中で「決め事リスト」を使っています。これは、住まいづくりの中で決めなければならない項目をすべてリストアップし、優先順位とスケジュールを整理したものです。 キッチンの高さ コンセントの位置と数 壁や床の素材 照明の種類と取り付け位置ひとつひとつをデザイナーと一緒に考えながら、期限を決めて段階的に決定していきます。「何から決めればいいかわからない」という方でも、安心して順を追って形にしていける仕組みです。職人さんと“空間の完成形”を共有する図面を見ただけでは、空間のイメージを完全に共有するのは難しいもの。だからこそ、私たちは職人さんと丁寧に情報を共有することを大切にしています。たとえば、照明の高さひとつでも、「立って見た時と座って見た時で印象が変わる」「ダウンライトと間接照明の光の重なりを見ながら微調整する」といったように、細かなこだわりを言葉と身振りで伝えながら調整しています。この積み重ねが、“図面以上の空間”を生み出すカギになります。素材サンプルを手に取り、悩んで、決めていくリノベでは、素材選びも大切なプロセスです。床材の肌触り、壁の色味、塗装の質感……図面上ではわからない情報を、実物のサンプルを並べながら、ひとつずつ確認していきます。特に、光の当たり方や見る角度によって印象が変わる素材は、現地での確認や照明シミュレーションを重視します。たくさん悩んで決めた素材ほど、完成後に愛着がわいてくるものです。ちょっとした工夫にも、物語を込めるときには表札のサイズや位置まで一緒に考えることもあります。「見えすぎず、隠れすぎず、さりげなく」そんな調整を職人さんと交えながら進めていくのも、リノベならではの楽しさです。このような細やかな工夫の積み重ねが、“ただの住まい”ではなく、“物語のある空間”を生み出します。完成品では得られない、記憶に残る住まい既製品を並べるだけの空間づくりも、もちろん便利です。でも、自分たちの手でつくり上げた空間は、過程そのものが思い出になり、暮らしに深く根を張っていきます。多少時間も手間もかかりますが、それを乗り越えた先にあるのは、「この空間にしてよかった」と思える、確かな実感です。リノファクでは、お客様に寄り添った“対話しながらつくる”リノベーションを行っています。まずはご相談フォームから、お気軽にご連絡ください。

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