リノベーションブログ 【京都で住宅リノベ】DIYしたい方へ。プロに頼る部分と、自分で楽しむ部分のちょうどいいバランス
DIYにチャレンジしてみたい方へ。
「せっかくリノベーションするなら、自分でも手を加えてみたい」そんな声をよくいただきます。自分で壁を塗ったり、棚を取り付けたりすることで、住まいへの愛着がぐっと深まるのは、DIYの大きな魅力です。
でも同時に、「どこまで自分でやってもいいの?」「失敗したらどうしよう…」と、不安を感じている方も少なくありません。この記事では、DIYとプロの仕事を上手に組み合わせる住まいづくりの考え方を、リノファクの視点からご紹介します。
「DIYやってみたい!」その気持ち、大歓迎です
「自分で塗った壁は、プロほどキレイじゃないけれど、味があって気に入ってます」というお声も多く、手をかけたぶんだけ、空間への愛着が増すのは間違いありません。リノファクでも、そんなDIYの気持ちに寄り添った住まいづくりを応援しています。
でも、“全部自分でやる”はおすすめしません
DIYに挑戦する際に大切なのが、「やる部分」と「頼る部分」の見極めです。
たとえば以下のような工事は、プロに任せる必要があります。
- 電気工事(コンセントや照明の設置)
- 水道工事(配管・給排水の接続)
- ガス工事(法的に専門業者しかできません)
また、壁を貼るといったシンプルに見える作業でも、実は「その壁をまっすぐ立てる」こと自体が、非常に高度な技術を必要とします。
たとえば
- 下地の位置を正確に決める
- 壁の中に配線・配管を通す
- クロスや塗装がきれいに仕上がるよう“面”を整える
といった工程があり、プロの手が入ってこそ成り立つ構造なのです。
たとえば「表面だけ塗る」なら大丈夫
それでもDIYを楽しみたい方には、「仕上げだけ自分でやる」という方法があります。
たとえば、塗装であれば
- 下地づくり(パテ処理・養生)→プロに任せる
- 塗料の選定と塗る作業 →自分でトライ
という分担が可能です。
リノファクでは、現場の職人さんと直接やり取りしながら、「どこまでならDIYしてOKか」も柔軟に調整しています。「ここまでやってもらえたら、あとは自分で塗ります」というようなスタイルも、大歓迎です。
実際にあったDIY事例の一例
これまでにも、こんなDIYをお手伝いしてきました。
- 家族で壁を塗って、記念に子どもの手形を残した
- 家具の一部だけを無垢材で自作した
- 購入した棚板を、職人さんと一緒に現場で取り付けた
完成後、「これ、自分で塗ったんですよ」と来客に嬉しそうに話す姿を見ると、私たちまで嬉しくなります。
“関わる”ことで、住まいはもっと自分ごとになる
リノベーションは、設計者や職人に任せるだけのものではありません。「こうしたい」という気持ちを持ち寄って、一緒に空間をつくっていくプロセスそのものが、リノベの醍醐味だと思います。
たとえ一部だけでも自分の手で仕上げることで、家への見え方が変わったり、より深く「自分の居場所」だと感じられるようになります。
不安なことも、相談してください
DIYは楽しい反面、心配もつきものです。でも、「こうしたい」という想いがあるなら、まずは聞かせてください。
無理な場合は正直にそう伝えますし、「ここまではできるかも」「こういう材料を使えば安心」といったアドバイスもできます。
プロとDIYの“ちょうどいい距離感”を探りながら、世界にひとつの住まいを一緒につくっていきましょう。
「ちょっとだけDIYしたい」「どこまで自分でできるか聞いてみたい」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。できる方法、一緒に考えます。
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