リノベーションブログ 【京都で住宅リノベ】お店みたいな家、家みたいなお店。暮らしの境界をほどいてみる
カフェのようなリビング、ショップのような玄関。そんな暮らしをリノベーションで
私たちリノファクは、もともと“お店づくり”からスタートしました。飲食店、美容室、塾、オフィス——さまざまな店舗の設計や施工に関わりながら、約300件以上の空間を手がけてきました。
そのなかで感じたのが、“お店のような家”を求める人もいれば、“家のようなお店”をつくりたい人もいるということ。今回ご紹介するのは、そんな曖昧で柔らかい“境界”をテーマにした住まいの考え方です。
自分らしく暮らすって、ちょっと“お店っぽい”
カフェのようなリビング、落ち着いた照明、素朴な木の床。自宅にいても、まるで好きなお店にいるような感覚。リノベーションを検討される方の中には、「毎日を、もっと自分らしく過ごしたい」と考える方がたくさんいらっしゃいます。
それは、“くつろぎ”や“利便性”だけではなく、「こんな空間にしたい」という感覚や世界観を持ち込むということ。
暮らしの延長に、お店で感じたような空気を。そんな住まいのつくり方が、もっとあっていいのではと思っています。
戸建住宅を「お店のように」リノベした実例
たとえば、以前私たちが手がけたある店舗では、戸建ての住宅を飲食店にリノベーションしました。お客様の要望は「家のような温かみが感じられるお店にしたい」というものでした。
無垢材の床、ナチュラルな色味の壁、やさしく照らす照明。玄関には物販コーナーもあり、トイレへは一度外に出てから入るという、ちょっとユニークな動線も採用しました。
これは単なる“変わった設計”ということではなく、「ちょっとした行動のなかで、気持ちのスイッチが変わる」ことを大切にした工夫です。
暮らしも“ショップインショップ”のように楽しめる
上記のようなお店の設計手法を応用すると、住まいの中にも“ゾーン”や“シーン”をつくることができます。
- ダイニングを“カフェ風”に演出
- 洗面室を“ホテルライク”に整理
- 廊下の一角を“ギャラリーコーナー”に
- 玄関土間を“セレクトショップのような”収納に
暮らしの中に“自分だけの小さなお店”があるような、そんな家づくりは、毎日をちょっと楽しくしてくれるはずです。
お店と家の境界は、どんどん曖昧になっている
コロナ禍以降、とくに感じるのは「住まいのあり方」の変化です。リモートワークの浸透により、家の中に“仕事空間”が生まれ、ときには自宅を教室や工房にする方も増えてきました。
そんな中で私たちが出したひとつの答えが「リノファク」です。これまで積み重ねてきた店舗づくりのアイデアや技術を、住宅に持ち込んでみる。“どちらでもない、でもどちらでもある空間”が、これからの暮らしに必要なのではないかと考えています。
お客様自身が“ターゲット”になる家づくり
お店づくりでは、「どんな人に来てほしいか?」を常に意識して空間をつくります。でも住宅では、「どんな自分でいたいか?」を空間に投影することも大切です。
- こんな暮らし方をしたい
- 朝の時間を大事にしたい
- 趣味の時間をもっと楽しみたい
そんな想いをカタチにするのがリノベーションであり、
私たちはその“実現の伴走者”でありたいと思っています。
「ちょっと変わったリノベがしたい」方へ
住まいは、どんなかたちでもいい。でもせっかくリノベーションをするなら、“自分だけのストーリー”がある空間をつくってみませんか?私たちリノファクでは、物件探しからではなく、「今ある住まいをもっと自分らしくしたい」というご相談も承っています。
カフェのような家、家のようなカフェ。
そんなあいまいで豊かな空間を、一緒につくっていけたら嬉しいです。
「お店っぽい家にしたい」「店舗のような空間に住みたい」という方は、ぜひこちらからご相談ください。
空間のイメージがふわっとしていても大丈夫。丁寧にヒアリングさせていただきます。
関連記事
人気の記事
-
【京都で住宅リノベ】女性デザイナーの“生活目線”が、住まいの心地よさをつくる
-
【京都で住宅リノベ】無難じゃなくていい。“やりすぎ”くらいがちょうどいいリノベーション
-
【京都でリノベするなら】物件探しから住まいづくりまで。
-
2021年ゴールデンウィーク休暇のお知らせ。
-
【京都でリノベするなら】細部までこだわるリノファクの設計力
-
GW休暇のお知らせ
-
【京都で住宅リノベ】カウンターのある暮らし。暮らし方を自由にする住まいの工夫
-
冬期休暇のお知らせ
-
【京都で住宅リノベをお考えの方へ】お店感を住まいに。住宅リノベでできる3つの工夫
-
【京都で住宅リノベ】中古住宅×リノベーションは、思っているよりタイトなスケジュールです