リノベーションブログ 【京都で住宅リノベ】“つくる過程”も楽しむ、オーダーメイドな住まいづくり
丁寧に伝えて作ってもらうオーダーメイドなリノベーション。
「せっかくリノベーションするなら、自分たちの暮らしにぴったりな家をつくりたい」
そんな想いから住宅リノベーションを検討される方が増えています。でも実は、“こだわりの住まい”を実現するには、設計図面だけではなく、現場での丁寧なやりとりがとても大切なのです。
今回は、私たちリノファクが日々行っている“オーダーメイドの住まいづくり”について、少しだけ裏側をご紹介します。
リノベーション=フルオーダー、だと思っていい
既製品を並べてつくる新築とは違い、リノベーションは既存の空間に合わせて一つひとつ調整していく、ほぼフルオーダーの工事です。
建具や照明など既成のパーツを使うこともありますが、
- どこに設置するか
- どの高さにするか
- どんな素材と組み合わせるか
といった部分はすべて“現場で決める要素”が多く、結果として世界に一つの空間になります。
完成済みのリノベ物件もわかりやすくて便利ですが、自分たちの暮らしに合わせてゼロからつくる空間は、やっぱり思い入れの深さが違います。
決め事リストで、一つずつ形にしていく
リノファクでは、お客様との打ち合わせの中で「決め事リスト」を使っています。これは、住まいづくりの中で決めなければならない項目をすべてリストアップし、優先順位とスケジュールを整理したものです。
- キッチンの高さ
- コンセントの位置と数
- 壁や床の素材
- 照明の種類と取り付け位置
ひとつひとつをデザイナーと一緒に考えながら、期限を決めて段階的に決定していきます。
「何から決めればいいかわからない」という方でも、安心して順を追って形にしていける仕組みです。
職人さんと“空間の完成形”を共有する
図面を見ただけでは、空間のイメージを完全に共有するのは難しいもの。だからこそ、私たちは職人さんと丁寧に情報を共有することを大切にしています。たとえば、照明の高さひとつでも、
「立って見た時と座って見た時で印象が変わる」
「ダウンライトと間接照明の光の重なりを見ながら微調整する」
といったように、細かなこだわりを言葉と身振りで伝えながら調整しています。
この積み重ねが、“図面以上の空間”を生み出すカギになります。
素材サンプルを手に取り、悩んで、決めていく
リノベでは、素材選びも大切なプロセスです。
床材の肌触り、壁の色味、塗装の質感……
図面上ではわからない情報を、実物のサンプルを並べながら、ひとつずつ確認していきます。
特に、光の当たり方や見る角度によって印象が変わる素材は、現地での確認や照明シミュレーションを重視します。
たくさん悩んで決めた素材ほど、完成後に愛着がわいてくるものです。
ちょっとした工夫にも、物語を込める
ときには表札のサイズや位置まで一緒に考えることもあります。
「見えすぎず、隠れすぎず、さりげなく」
そんな調整を職人さんと交えながら進めていくのも、リノベならではの楽しさです。
このような細やかな工夫の積み重ねが、
“ただの住まい”ではなく、“物語のある空間”を生み出します。
完成品では得られない、記憶に残る住まい
既製品を並べるだけの空間づくりも、もちろん便利です。
でも、自分たちの手でつくり上げた空間は、過程そのものが思い出になり、暮らしに深く根を張っていきます。
多少時間も手間もかかりますが、それを乗り越えた先にあるのは、
「この空間にしてよかった」と思える、確かな実感です。
リノファクでは、お客様に寄り添った“対話しながらつくる”リノベーションを行っています。
まずはご相談フォームから、お気軽にご連絡ください。
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