リノベーションブログ 【京都で住宅リノベをお考えの方へ】お店感を住まいに。住宅リノベでできる3つの工夫
住宅リノベで叶える、お店みたいな空間のつくり方
「カフェみたいなリビングにしたい」
「こだわりの照明や棚で、空間にメリハリをつけたい」
そんな憧れをお持ちの方へ。私たちが日々店舗デザインで実践しているアイデアの中には、住まいづくりにも活かせるヒントがたくさんあります。今回は、実際の設計・施工の中で「これ、自分の家にも取り入れたい!」と感じた住宅向けリノベーションアイデアを3つご紹介します。
1. “小さな厨房”で、趣味を暮らしの真ん中に
料理やお菓子づくりが趣味の方には、自宅に小さな厨房スペースを設けるというアイデアはいかがでしょうか。
大きなキッチンではなくても、手を動かすのが楽しくなるような、作業効率のいい空間はつくれます。将来的に販売を視野に入れている方なら、飲食店営業や菓子製造業などの営業許可を取ることも可能です。
- 週末だけ、お菓子の販売をしてみたい
- フリーマーケットや手作り市で販売したい
- 家族や友人にふるまう専用キッチンがほしい
そんな方にとって、リノベーションで“もう一つの台所”をつくるのは、新しい暮らしの一歩になるかもしれません。最近では、Uber Eatsなどの配達サービスと組み合わせた副業スタイルも増えてきており、「自宅に小さな厨房を」というご相談も実際にいただいています。
2. “間接照明”で空間に奥行きを
間接照明といえば住宅でも人気のアイテムですが、照明計画にプロの視点を取り入れると、その空間の魅力はさらに高まります。店舗づくりでは、空間の演出において照明の役割は非常に大きく、光の位置、色温度、明るさのバランスなどを照明デザイナーと一緒に計画しています。
例えば、以下のようなアイデアが住まいにも応用できます。
- ソファ下にLEDバーライトを仕込む
- 壁際に間接照明を入れて、美しい陰影を演出
- 階段の蹴込みに小さな照明を入れることで、安全性と雰囲気を両立
「家が完成したあと、照明が灯る瞬間はいつも感動する」とよく言われますが、それはきっと、空間が“完成する”という実感があるからこそ。日常を少しだけ特別にする、そんな照明計画を取り入れてみてはいかがでしょうか。
3. “趣味に没頭できる空間”もリノベなら叶う
3つ目は少し夢のある話ですが、ワインセラー付きの部屋をつくった施工例をご紹介します。これはワイン好きなご家族のご希望で、専用ルーム+エアコン温度管理という設計で仕上げました。結露対策などの課題もありますが、それを理解したうえでつくる空間には、趣味へのこだわりと満足感が詰まっています。
もちろん、ワインでなくても構いません。
ボルダリングの壁をつくりたい
楽器練習用の防音室がほしい
書斎ではなく“秘密基地”のような空間にしたい
そんな自由な発想も、リノベーションなら叶えられる可能性があります。「こんなことできるかな?」という声こそ、私たちが最もワクワクするご相談です。
住まいにも“お店のようなわがまま”を
私たちはこれまで、カフェやバー、パン屋さん、美容室など、数多くの“お店づくり”に携わってきました。その中で培ってきたのは、「空間が人を動かす」という実感です。だからこそ、住宅リノベーションでも、暮らす人のライフスタイルや性格が反映された空間をつくりたいと考えています。
“ただ住むための箱”ではなく、
“好きなものに囲まれて、自分らしく暮らせる家”。
そんな家を、一緒につくってみませんか?
興味のある方はこちらからお気軽にご相談ください。
購入前・居住中問わず、リノベーションのご相談を承っています。