2021年も残り1ヶ月を切りましたね!

リノファクでは1軒のリノベーション工事が進んでいて

はやく皆様にお披露目したいです。

年明けてからすこしお時間をいただきますが

楽しみに待っていてください。

 

2021年の冬季休暇としまして

12月25日(土)〜1月5日(水)までとさせて頂きます。

 

ちょっと遠出できるくらいの旅行、久々のお出かけやお買い物

気になってた飲食店に行ったり、リフレッシュできるような

年末年始を過ごしたいですね。

 

年明けから弊社スタッフにどんな年末年始だったか

聞くのが楽しみです。

 

インターネットからのお問合せに関しましては

1月6日(木)より、ご対応させて頂きます。

 

ご不便おかけいたしますが、よろしくお願い致します。

 

13日から16日まで夏季休暇をいただきます。

パイナップルのファンキーなフォトイメージは

一切関係ございませんが、、、

サマーバケーションという事で、、、

 

リノファクを運営するコトスタイル株式会社も

8月13日(金)から8月16日(月)までの間

夏期休暇をとらせていただきます。

 

まだまだコロナ禍が続く夏休みとなりました。

おうち時間もたっぷりあるので

たまには、おうちとしっかり向き合う休みにしようと思います。

 

おうちにいてもくつろげるマイホーム。

バルコニーで子供たちとキャンプごっこするのもよし

ガレージスペースでミニプール。

夜は焼肉食べて、花火なんて生活も良いですね。

リノファクのデサインアイデアがいくつも浮かびそう。

 

自家製ハンモックでゆったり漫画を読んだり(そんなのないけど)

見逃したオリンピックをじっくり見返すのもあり。

みなさん夏休み、おうちでしっかり満喫しましょう。

ディナーは贅沢にデリバリーもいいですね。

 

インターネットからのお問合せに関しましては

8月17日(火)より順次ご対応させていただく予定です。

 

温暖化の影響で最近は40度近い温度になっていて

熱中症等の危険もあるので皆さん注意してくださいね。

適度なエアコンがポイントですね

やせ我慢は危険だけど、かけすぎは風邪に注意。

リフレッシュしてお盆明けからしっかり頑張りましょう!

 

では、皆さん良い夏休みを。

ゴールデンウィークのお休みについて。

リノファクを運営させて頂いております

コトスタイル株式会社では5月1日(土)から5月5日(水)まで

ゴールデンウィーク休暇とさせて頂きます。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承くださいませ。

また、休暇中のお問い合わせにつきましては

5月6日(木)より順次ご対応させて頂きます。

 

写真は休みのイメージですが、今年も中々写真の様なお出かけは難しそうですね。

コロナ禍がここまで続くとは正直予想していませんでしたが、我慢ですね、、、

 

こんなときリノベーションされた自宅なら、少し快適なのかも。

おうち時間が増えているので、プチリノベも増えそうですね。

実際、ワークスペースを作りたいといった話も多いようです。

ベランダでアウトドアっぽいことをやってみたり、、、

我が家は一室人工芝を敷いて、プチ球技場を作って息子とボール蹴ってます。笑

 

いろいろな業種の方とお話する機会も多く

本当に大変なところは本当に大変みたいです。

これ以上、本当にコロナが拡大しない事を願います。

どのような形で収束の手がかりになるかわかりませんが

第一線で尽力くださっている方に感謝と期待ですね。

 

休暇中は体と心をしっかりと休ませながら

将来ビジョンを家族と話し合う機会にしてもよいかもしれませんね。

あまり子供たちとも話せていないので、僕もそうします。笑

それでは、休暇中はご迷惑をおかけいたしますが

休暇明けよりしっかりスタートできるようにと考えておりますので

どうぞ、ご理解くださりますようお願い申し上げます。

売却する人も知っておいてほしいリノベーションという選択肢!

「この家、売りに出そうかな」
そう思ったとき、多くの人がまず考えるのが、「どこか直してからの方がいいかな?」ということ。

床の傷、古いキッチン、汚れた壁紙……“きれいにしてから売ったほうが売れやすい”と思っていませんか?でも実は、その修理、しなくてもよかったかもしれません。

今回は、リノベ前提で住宅を探している買い手が増えている今だからこそ知っておきたい、“売却前の新しい考え方”をご紹介します。

リノベーションしたい人は、“そのまま”を求めている

「今の家は新築っぽく綺麗すぎて、自分らしく手を加えづらい」そんな声を聞くことが増えてきました。

実際、リノファクには「多少古くてもいいから、自分好みにリノベしたい」というお客様が多くいらっしゃいます。
彼らにとって大切なのは、

  • 自由に間取りを変えられること
  • オリジナルな空間づくりができること
  • 余計なリフォームがされていない“素材感のある物件”であること

つまり、中途半端に手を加えてあるより、“現状のまま”の方がむしろ喜ばれるケースもあるのです。

売るための“修理”が、かえってマイナスになることも

たとえば

  • 使いやすくなったキッチン → 買い手は撤去前提でコスト増に
  • 新しく貼り替えた壁紙 → 好みが合わず、結局また貼り替え
  • 部分的な修理 → かえって「ここだけ浮いて見える」印象に

“よかれと思って”の修理が、買い手にとっては不要な工事だったということ、実は少なくありません。

スケルトンに近い状態の方が、好まれる場合も

たとえば、床が剥がされている物件を見て「これはダメだ…」と思うのは一昔前の話。今は「むしろこの方が、排水や配管が通しやすい」「自分で素材を選べる」といった前向きな評価をする人が増えています。

古びた建具や経年変化のある柱も、“レトロで渋い”“味がある”と捉える人にとっては、価値ある素材です。

売却相談の前に、修理やリフォームはストップ!

売却を検討しているなら、まずは不動産とリノベの両方を扱うプロに相談してください。

リノファクでは、売却相談の段階で建物を拝見し、
「そのまま売った方がいいか」
「最低限、どこを直しておくと売りやすいか」など、
売却後の活用方法まで踏まえたご提案が可能です。

“リノベ向き物件”として、しっかり紹介できます

リノファクでは、京都市内を中心に、リノベーションを希望される方に向けて物件をご紹介しています。

  • スケルトンに近い状態の家
  • 古さを活かせる町家や中古マンション
  • 手を加えず“素材”としての魅力がある家

「どうぞこの家を、あなたの好きなように育ててください」
そんな想いでつながる売却も、これからの時代の一つのかたちです。

多様な価値観に合った売却方法を

買い手のニーズは、本当に多様化しています。

  • スケルトンから自分で内装を作りたい人
  • 古い建具やガラスを活かしたい人
  • 土間や梁の雰囲気を大切にしたい人

そんな人たちに向けて、“素材感を活かした売り方”ができるのも、リノベに強い会社ならではのアプローチです。

「古い家だから、売るには修理が必要かな…」と迷っている方、まずはリノファクまでお気軽にご相談ください。無理にリフォームせず、“そのまま”の価値を活かして売る方法、一緒に考えてみませんか?

ドルミールさんに学ぶリノベーションテクニック。

「リノベーションって、どこまでやっていいんだろう?」
そう思って、つい無難に、一般的に、万人向けにまとめてしまう——
それはとてもよくあることです。

でも、せっかく“つくる”住まいを選んだなら、ちょっとやりすぎなくらいが、実はちょうどいい。今回は、京都・八坂の塔の近くにオープンした店舗リノベの事例をヒントに、“攻めたリノベ”の魅力をご紹介します。

光と影を活かして空間にギャップを生む

まず入口を入ってすぐに目に入るのは、まるで実験室のようなキッチン空間。黒を基調とした室内に、清潔感ある白の厨房が浮かび上がるように設計されています。

これは“光と影”を使ったテクニック。明るさのコントラストをつけることで、空間に奥行きとリズムが生まれるのです。

住宅でも応用できます。たとえば

  • リビングと寝室で照明の色や明るさを変える
  • 廊下を少し暗めにして、部屋に入ったときに開放感を演出
  • あえて日中は光が届かない場所を“落ち着きの間”にする

こうした工夫が、空間に表情を与えてくれます。

天井をあえて“抜いたまま”の大胆さ

木造建築だったこの物件では、一部の天井を解体し、昔ながらの木組みをそのまま見せる仕上げに。年数を重ねた梁の色味や質感が、現代の素材にはない存在感を放ちます。

階段はモルタル仕上げ、そこにスチールの手すり。この無骨さがまた、木の温かみを引き立ててくれます。

「お店だからできることでしょ?」と感じるかもしれませんが、むしろ住まいこそ、自分の“好き”を優先できる場所。

毎日を過ごす空間だからこそ、自分好みにとことん突き詰めてみる価値があります。

“黒い壁にフラワー”というギャップを楽しむ

室内には、天井から吊るしたプリザーブドフラワーがふわりと広がり、その背景には黒い壁と古材風のフローリング。
そして、その先に広がるのは大きな窓。

この大胆な組み合わせが、「住まい」として見ても、まったく違和感がない。むしろ暮らしを豊かにする“非日常”のスパイスになっています。

ライフスタイルはどんどん自由になっている

「リビングで勉強するより、カフェの方が集中できる」
「在宅ワークは、リビングより半個室のほうが落ち着く」
そんなふうに、住まいの在り方も、日々アップデートされているのが今の時代。

ならば住まいも、
「こうあるべき」から離れて、
「自分が心地よいかどうか」で選んでもいいはず。

空間の“常識”にとらわれず、
住まいも“好き”でつくる時代が来ていると、私たちは感じています。

京都の町並みと、やりすぎリノベの共存も可能

もちろん京都では、町家や歴史的景観がある地域も多く、「外観を大胆に変える」のは制限されることもあります。

でも、室内ならある程度自由が利くのも事実。和の外観と、現代的な室内のギャップがむしろ魅力になるケースもあります。

たとえば

  • 和風建築の中に、無機質な素材で構成したLDK
  • 土間を広く取って、ギャラリーのような空間に
  • 暗めの照明と素材で“静かな空気”をつくる寝室

こんなリノベも、今は受け入れられる時代になってきました。

「やりすぎかな?」と思うくらいが、ちょうどいい。リノベーションで“自分らしい空間”を叶えたい方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。あなたの“好き”を、住まいという形にするお手伝いをします。

古いものを活かすのは新築では出来ないリノベの良さ。

リノベーションの大きな魅力のひとつが、「古いものを活かせる」こと。新築では選ばれにくい古材や傷のある壁も、リノベでは味わいやストーリーを持った素材として捉えることができます。

今回は、実際にリノファクが関わった美容室の事例をもとに、“そのままの素材”を活かすテクニックと、その面白さについてご紹介します。

解体してわかった“お宝の壁”——階段跡がそのままアートに

この物件は、もともとテナント+住居の複合だったため、玄関から2階へ上がる階段が設置されていました。新たに1階を美容室にリノベーションするにあたり、階段を撤去したところ——なんとも味わいのある壁跡が現れたのです。

これを見た瞬間、「これは絶対に残したい!」と。凹凸やコンクリートの質感、構造の名残がそのまま空間の“深み”として活きる素材になりました。

これを一から作ろうと思っても、コストも手間もかかり、しかも“狙って作った感”が出てしまいがち。だからこそ、偶然出てきた“本物”を活かすのが、リノベならではの醍醐味です。

“汚れ”も“味”に変える。補修のセンスが鍵

一方で、「すべてを残せるわけではない」のも事実。同じように古い壁でも、汚れや傷みが強すぎる場合は、そのまま使うのが難しいこともあります。

この現場では、もう一方の壁面は補修+整え直しを行い、“素材感は残しつつ、美しく見せる”工夫をしました。

クラック(ひび)は埋めるけれど、質感は塗りつぶさない汚れは落としつつ、エイジング風の色むらは活かす木部の染みは削らず、ワックスで落ち着かせる

こうした調整により、新品では出せない“時間の味”をまとった空間が完成します。古さと新しさのバランスを取るデザイン

すべてが古いと、ただの“古びた空間”になってしまう。

すべてを新しくすると、リノベの面白さがなくなってしまう。その中間を狙うのが、私たちが大切にしているデザインの考え方です。

たとえば

  • 床は無垢材で新調し、壁はあえて古いまま
  • 古材の柱に、モダンな照明を合わせてコントラストを生む
  • 壁の一部を“アート”として残し、他はシンプルに整える

こうすることで、空間に“新しさと懐かしさが共存する”心地よさが生まれます。

素材が先に決まるから、グリーンや家具も自然に決まる


この美容室では、あらかじめ「ここにグリーンを置きたい」という要望がありました。それに合わせて、エアコンの吹き出しや光の入り方まで検討し、最適なレイアウトを決定。

素材や仕上げが自然なものであるほど、観葉植物やアンティーク家具もよく馴染み、結果的に“つくり込みすぎない居心地の良さ”が生まれます。

「残せるかどうか」は現地調査で見極めます

「こういう風にしたいんです!」と参考画像を持ってきてくださる方も多いのですが、実際にそれができるかどうかは、現地調査で素材の状態を見てから判断しています。

  • コンクリートの質感が使えそうか
  • 壁の中に断熱材や配管がないか
  • 補修しても安全性が保たれるかどうか

残したい気持ちと、暮らしやすさ・安全性の両方を見ながら、その家にとって最適な“残し方”を一緒に考えています。

「築古物件の雰囲気を活かしたい」「素材の味を残してリノベしたい」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。素材探しから一緒に、“今あるものを生かす住まいづくり”をお手伝いします。

コンセント、スイッチ、取手、金物、とにかく拘りがポイント。

「コンセントの色も選べるんですか?」
「ドアノブって、こんなに種類があるんですね」
——リノベーションの打ち合わせでは、よくそんな声をいただきます。

そう、リノベの面白さって“ディテール”にこだわれることなんです。今回は、店舗づくりで培ってきたリノファクの経験をもとに、細部にこだわるリノベーションの魅力をお伝えします。

ディテールは、住まいの“空気”を決める

床や壁、キッチンの形はもちろん大切ですが、実はコンセントやスイッチ、ドアの取っ手といった細かな部分が空間の雰囲気を大きく左右します。

  • 白い壁にあえてシルバーのスイッチ
  • 木の扉にアイアン調のハンドル
  • 無垢の床に合わせた真鍮の金具

こうしたディテールを選ぶことで、空間が“既製品っぽくない、あなただけの空間”になっていくのです。

「こんなのがやりたい」から始まる、新しいものづくり

店舗設計では、「なんとなくこういう雰囲気が好き」という相談を受けることがよくあります。画像を見せてもらったり、Pinterestで共有したりしながら、「じゃあこの素材が合いそう」「この金物を組み合わせてみようか」と、職人さんと一緒にアイデアを形にしていきます。

こうして生まれるのが、“既製品では満たせないこだわり”のある空間。

  • 市販品では足りなくて、鉄工所さんに特注で取手をつくってもらう
  • アンティーク加工のスイッチプレートを海外から取り寄せる
  • 木の棚板に真鍮のフックを手打ちで取り付ける

そんなひと手間が、住まいの質感をぐっと高めてくれます。

遠慮せず、わがままを言ってください

リノベーションの打ち合わせでは、「こんなこと聞いていいのかな…」「無理を言っては悪いかな」と遠慮される方もいます。でも、私たちは“そのわがままこそが、唯一無二の住まいをつくる原動力”だと考えています。

「この色味だけは譲れない」
「このスイッチの触り心地が好き」
「この棚だけは絶対ここに欲しい」

そんな想いがあると、現場の職人さんたちも自然とモチベーションが高まります。実際、こだわりの多いお客様ほど、現場からも「楽しい案件だった」と声が上がることが多いんです。

職人さんとの“対話”から生まれるアイデアも

面白いのは、デザイナーと職人さんのやりとりの中から新しいアイデアが生まれる瞬間です。

「この金物、こう付けたらもっと良くなるかも」
「この高さにするなら、あえて段差をつけたら?」
「それなら、配線を見せるデザインにしませんか?」

図面通りに進めるだけでなく、現場の“ひらめき”が加わることで、より魅力的な空間になることがあります。

「そんなところまで選べるんだ」と思ったら、リノベの世界へようこそ

新築ではなかなかできないような、細部にわたる素材選び。量産された設備では満足できない方にとって、リノベーションは自由で楽しい選択肢です。

もちろん、こだわりすぎて迷ってしまう方には、プロの視点でバランスをご提案します。
「抜け感を出すには、ここは既製品でも大丈夫」
「見た目よりも耐久性を優先したほうが良いかも」など、実用と美観のちょうどよい着地点をご一緒に見つけていきます。

「細部までこだわった住まいにしたい」「既製品じゃ物足りない」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。
素材、金物、スイッチ、すべての“好き”を詰め込んだ住まいづくりを一緒に楽しみましょう。

リノベで水廻りの位置を変える時のポイント。

リノベーションの魅力といえば、「自由な間取り」。「キッチンをオープンにしたい」「お風呂をもっと明るい場所に」「トイレは玄関から離したい」——
そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

でも、実は水廻りの移動には制限があること、ご存知でしたか?この記事では、リノベーションで見落としがちな“水の流れ”について、少しリアルなお話をしたいと思います。

水廻りが自由に動かせるとは限らない理由

キッチン・トイレ・お風呂・洗面台など、いわゆる“水廻り”。見た目や使い勝手だけでなく、「水をどう流すか」がリノベの設計において非常に重要です。特に重要なのが排水の仕組み。

給水や給湯の配管は、圧力によって水を押し出すため、ある程度自由に位置を変えることができます。ところが、排水は重力を利用して流すため、“勾配”が必要になるのです。

具体的には、排水管には1メートルにつき1センチほどの下り勾配が求められ、排水の出口(マンションなら縦管、戸建てなら敷地外の枡)に向かって傾けていく必要があります。

離れた場所に水廻りを移すと起こること

たとえば、排水口から遠い場所にお風呂を移動させたい場合。勾配を確保するためには、排水管を通す床の高さを上げる必要が出てきます。

結果として

  • 床が上がり、天井が低くなって圧迫感が出る
  • 階段のような段差が生まれて、バリアフリー性が損なわれる
  • 配管スペースが確保できず、そもそも移動できないことも

このように、“見た目にはわからない制約”が、設計の自由度に大きく関わってくるのです。

特にマンションでは注意が必要

マンションの場合、排水は「縦管(たてかん)」と呼ばれる共用の排水管に流されます。この縦管がある位置を起点にしか排水できないため、縦管から遠ざかるほど設計が難しくなるのが現実です。

また、管理規約で「水廻りの移動は不可」とされている物件もあるため、工事を始める前に、管理組合の承認や規約の確認が必須となります。

古い物件には、配管のリスクも潜んでいる

築年数の古い住宅やマンションでは、排水管が土管や金属管だったり、そもそも敷地内の“枡(ます)”の位置が不明なケースもあります。

  • 地中で配管が陥没していた
  • 枡のふたがコンクリートで塞がれていた
  • どこに流れているかわからない排水経路があった

こうした問題は、購入前の段階では分かりにくいため、現地調査やインスペクションが非常に重要です。

それでも移動したい!という時の選択肢

どうしてもキッチンやお風呂の位置を変えたいという場合は、

  • 床の一部を上げて排水経路を確保する
  • 天井裏や壁内に配管スペースを工夫して確保する(物件条件による)

など、設計と施工の工夫によって対応できる可能性があります。

ただし、構造的な制約や既存設備の配置によっては、移動が難しいケースもあるため、事前の現地調査が重要です。

図面だけではわからないこともあるからこそ、プロに相談を

「この間取りにしたい!」と思って図面を描いても、実際には配管ルートが確保できず、やり直しになることもあります。だからこそ、構造や配管の知識をもった設計者や施工者と一緒に進めることが大切です。

リノファクでは、物件探しの段階から“水廻りの移動が可能かどうか”を現地で確認し、
夢の暮らしを実現するために、現実的なアドバイスと代替案をご提案しています。

「水廻りを動かしたいけれど、できるのか不安」「この間取りって現実的に可能?」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。図面だけでなく、現地の配管や構造をしっかり確認した上で、最適なリノベをご提案いたします。

クロスや塗装、左官等サンプルで確認しながら進めるリノベ。

「イメージ通りの空間になるか不安で…」
住宅リノベーションをご相談いただくなかで、最もよく聞くお悩みのひとつです。

私たちリノファクでは、そうした不安をできるだけ減らすために、図面やCGパースに加え、“実物のサンプル”を見ながら、丁寧に進めるプロセスを大切にしています。

今回は、実際の現場でどのように素材を確認しながらリノベを進めているのか、その裏側を少しだけご紹介します。

建売とは違う、リノベーションの面白さと難しさ

建売住宅では、完成した状態をそのまま見て、買うことができます。“実物を見てから判断できる”という意味では、安心感がありますよね。

一方で、リノベーションはまだ完成していない空間をイメージしながら選んでいく必要があり、自由度が高いぶん、わかりにくさもつきものです。

だからこそ私たちは、図面やパースだけに頼らず、リアルな素材を実際に見ながら決めていく方法を取り入れています。

図面+パース+サンプル=完成イメージを立体的に

まずはパース(完成予想図)で全体の雰囲気を共有し、その上で、照明器具や壁紙、タイル、木材など、実際に使用するサンプルを用意します。

たとえば

  • クロス(壁紙)は、A4サイズのブックサンプルに加えて、大きな貼り出しサンプルも使用
  • 塗装はツヤ感の違い(マット/半ツヤ/ツヤあり)を比較
  • メラミン(木目調の樹脂板)やガラスも複数パターンを並べて検討
  • フードの色や棚板の素材も、サンプル現物で質感をチェック

図面上ではわからない微妙な色味や触り心地も、“実物”を目で見て、手で触れて確認していただけます。

「なんか違う…」を防ぐために

「出来上がってみたら、想像と違った」というのは、リノベで避けたいことNo.1です。そのため、私たちは現場でお客様と一緒にサンプルを壁にあててみたり、自然光や照明の下で見比べたりしながら、慎重に最終決定を行います。

たとえば、同じグレーでも、昼光色と電球色ではまったく印象が変わります。この“微差”を丁寧に調整していくことが、満足度の高い仕上がりにつながります。

オーダーメイドだからこそ、素材の自由も広がる

リノベーションでは、メーカー既製品にとらわれず、職人さんと一緒に素材を選んだり、オリジナルの左官壁や、特殊な金属素材なども取り入れることが可能です。

実際に

  • 和菓子屋さんの店舗では、銅の素材を3種類(ツヤ消し・半ツヤ・ツヤあり)で比較
  • 焼肉店では、厨房フードの色をシルバー→ブラックへ変更
  • 店舗兼住宅では、照明に合わせてタイルの“光の当たり方”まで検証

など、一つ一つのパーツにこだわりを込めて仕上げています。

一緒に選ぶこと自体が、思い出になります

サンプルを見ながら「どれにしようか」と悩む時間は、お客様にとっても私たちにとっても、とても楽しい時間です。

悩んで、笑って、選んだ素材たちが、完成後の空間にちゃんと存在する。それは、住まいに対する愛着や記憶を育てる、“プロセスそのものが価値になる”体験だと感じています。

まとめ:完成までのプロセスも、しっかり味わえるリノベを

私たちリノファクは、図面だけでどんどん工事が進むリノベではなく、お客様と一緒に確認しながら進める“寄り添うリノベ”を目指しています。

空間は、つくる過程でもうすでに“暮らしの一部”になりはじめている。だからこそ、安心できるプロセスを一緒に歩んでいけたらと思っています。

「素材や色味をちゃんと確認してから進めたい」「完成のイメージが不安」そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。パースとサンプルと、丁寧な対話で、一緒に“納得の住まい”をつくりましょう。

物件探しはアンティークなお宝さがし!

「この物件、だいぶ古いですね」
そう言われていたはずの住まいが、実は“味わい深い素材”の宝庫だった——。
そんな経験を、私たちは何度もしてきました。

リノベーションは、ただ古いものを新しくするだけの作業ではありません。古いものの中にある“価値”を見つけ、活かし、再構築すること。今回は、築古物件だからこそ出会える“お宝素材”と、それを生かす住まいづくりのヒントをお届けします。

照明器具、土壁、手すり——当時の職人技が息づいている

物件を見に行ったとき、ふと目にとまる古い照明器具や土壁の質感。「これ、今ではなかなか出せない雰囲気だな」と思う瞬間があります。

最近では、飲食店の設計で「この雰囲気を再現したい」とリクエストされることも多く、むしろ“自然な経年変化”こそが今の空間づくりで求められる価値になっているのかもしれません。

土壁が少し割れていたり、古びたスイッチが残っていたり。そうした“時間の跡”を残すことで、空間に物語性や温かみが加わるのです。

“ありふれた”ものが、今となっては“特別なもの”に

築古物件にある木の柱やフローリング。当時はどこにでもあった既製品かもしれませんが、今の新築住宅で使われるツルっとした建材とはまったく違う味があります。

中には、製材された木材ではなく、丸太のような自然な形状の柱が残っている物件も。塗装やワックスで表情を整え直せば、唯一無二のインテリア素材になります。

何気ない“古さ”の中に、誰かが大切に使ってきた時間の積み重ねが感じられる。それこそが、築古物件のリノベの醍醐味かもしれません。

スイッチプレートや配線も“残したくなる”存在に

ときには、スイッチひとつがリノベーションの主役になることもあります。プラスチックのプレートではなく、金属のボックス+磁器のがいし引き配線。今では手に入りにくいアイテムが、現地にそのまま残っていることも。

これを丁寧に取り外して再利用したり、アクセントとして壁面に残すという選択も、“素材と共存するリノベーション”としておすすめです。

「残す」ことで生まれる空間の深み

「全部壊して、新しいもので揃えたほうがラクなのでは?」という声もあります。たしかに、均質な材料を使えば、施工はスムーズで仕上がりもきれいに見えます。でも、リノファクが大切にしているのは、“素材の履歴”が感じられる空間です。

たとえば

  • 古い梁はそのまま活かして、白い天井とのコントラストをつくる
  • 傷のある柱にだけワックスをかけて“味”として際立たせる
  • 剥き出しの配線を、あえて見せてデザインに取り込む

こうしたアレンジは、新築では決して得られない雰囲気を生み出します。

自由に楽しみながら、“今の暮らし”に馴染ませる

もちろん、古いからといってすべてをそのまま使うわけではありません。機能的に支障がある部分や、使い勝手の悪い箇所はしっかりと更新しながら、活かせるものは活かす。手を加えるところには、しっかり手を加える。

そんなメリハリのあるリノベーションこそが、“古さ”と“今の暮らし”をうまくつなぐ鍵だと感じています。

物件探しも、ある意味“お宝探し”です

築古の物件には、図面やスペックだけでは見えてこない素材との出会いがあります。

  • 建具の取っ手
  • 古びた木の天井
  • タイル貼りの洗面スペース
  • 年季の入った鉄製の階段手すり

こうした要素に“ときめくかどうか”は、まさに現地での感覚勝負。写真や数値ではわからない“空気感”を確かめながら、お宝探しのように物件を巡ってみてください。

「築古物件をうまく活かして暮らしたい」「素材の味を残したリノベをしたい」
そんな方は、リノファクまでお気軽にご相談ください。
お宝素材を見つける目利きとして、私たちも一緒に探します。

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